明日から公開の映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』 の試写会にお呼ばれしていたので、簡単にレビュー。 労基法無視、低賃金低待遇の“ブラック会社”に勤めることになった若者の奮闘記 である。 卒業してからこのかた、職歴のない主人公に二つ返事で内定をくれたのは、従業員 数名の小さなIT企業だった。その数人の同僚というのがまたくせ者ぞろいだ。 怒鳴るしか芸のないリーダー、腰巾着、有能だがどこか陰のある男…。 もとは「電車男」同様、ネット発のストーリーらしいが、エンタメとしてソツなく まとまっている。個人的にはリーダー役の品川祐が存在感を出していたと思う。 (あれは演技ではなく地だろうが) いるよなあ、ああいうの、どの職場にも(笑) ところで、そういう連中をなんとかまとめていくプロセスを見ていて気づいたのだが、 こういう展開は実は東西問わず映画の王道なのではないか。 古くは
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