日本半導体製造装置協会(SEAJ)は7月2日、2020年度~2022年度における半導体製造装置の需要動向予測(2020年7月更新版)を発表した。 同予測は同協会半導体調査統計専門委員会による需要予測とSEAJ理事・監事会社20社による市場規模動向調査結果を総合的に議論・判断し、SEAJの総意としてまとめた結果であり、毎年1月と7月に発表されている。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により世界経済の大幅な縮小が予想されているものの、データセンターからの力強い需要を背景に半導体市場は堅調な成長が予測されているほか、年度後半からはメモリ向け設備投資の復活も見込まれる結果、2020年度の日本製半導体製造装置販売高は、前年度比7.0%増の2兆2181億円との予測となったという。また、2021年度はメモリ、ロジック・ファウンドリともに堅調な投資が予想されるため、同10.0%増の2兆4