「説教」考。 「SEKAI NO OWARI」という人達が紅白で「説教するってぶっちゃけ快楽」と歌っていた。説教は若者のために話しているフリして、実は年配者の自己満足に過ぎない、マスタベーションだ、ということを短く喝破した見事な歌詞だと思う。 そういえば、年配者が私に語るに。 「今の若者って、説教嫌がるだろ」と言った。ところが当時まだ若かった私は、「とんでもない、若者は説教大好物ですよ」ととっさに答えた。「ただし自慢話は嫌いですけどね」と付け加えて。 事実、私の父のもとには若者がよく集まり、何時間もの説教を聞きに来ていた。夜通しになることも。 私も学生と食事に行くと、何時間も話し込むことがあった。ファミレスで学生がトイレに立ち、そろそろ私の話も聞き飽きたろう、と思って帰り支度していると、フリードリンクをお代わりして戻ってきて、「さあ、話の続きを」とやられて、また何時間も話し込んだことが。若
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