1905年(明治38年)の創設以来、塩の需給と価格の安定に寄与してきた塩専売制度は1997年に廃止され、現在は『塩事業法』という法律のもと、原則自由の市場構造へと移行しています。 塩専売制度とはどんなものだったのか、その歴史を簡単にご紹介します。 年 できごと 1905年 塩専売制の実施 1910年 第1次塩業整備(~1911年) 1919年 塩専売の収益主義から公益主義へ 1929年 第2次塩業整備(~1930年) 1938年 食卓塩の包装要領の改定、統一価格の実施 1942年 自家用塩制度実施 1949年 日本専売公社設立 1959年 第3次塩業整備(~1960年) 1965年 イオン膜技術が実用可能な段階へ 1971年 第4次塩業整備(~1972年) 1985年 日本専売公社から日本たばこ産業株式会社へ 1997年 塩専売制度の終焉 塩専売制の実施(1905年) 塩づくりの原料を海水