アカデミー作品賞(アカデミーさくひんしょう、Academy Award for Best Picture)は、アカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門である。 その年のアメリカで上映された最も優れた映画10本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞は全会員が10本候補を選んで投票する。ちなみに、受賞するのは、作品のプロデューサーである。 歴史[編集] 名称の変遷[編集] 第1回は「作品賞(Outstanding Picture)」と「芸術作品賞(Best Unique and Artistic Picture)」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。その結果、前者はエンタメ大作『つばさ』が、後者は芸術映画『サンライズ』が受賞した[1]。 しかし