フランス・パリで開催された美容科学・形成外科学・美容皮膚科学の国際学会「IMCAS」の来場者(2017年1月26日撮影)。(c)AFP/GEOFFROY VAN DER HASSELT 【2月10日 AFP】女性器を理想の形にしたいと、美容整形手術を受ける女性が急増している。これには形成外科医らも驚いており、その倫理と効果をめぐって医療専門家らの間で意見が分かれている。 国際美容外科学会(ISAPS)のまとめによると、2015年に「ラビアプラスティー」と呼ばれるこの陰唇形成手術を受けた女性の数は世界中で9万5000人以上に上ったという。 ラビアプラスティーは大半の場合、膣口の脇にある小陰唇の縮小手術を意味する。 2015年に行われた美容整形手術の症例数を多い順に並べると、ラビアプラスティーは19位だった。ちなみに22位は「膣の若返り」(主に膣管の狭小化)で、5万件余り行われた。 米国美容形