安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、西川農林水産大臣の辞表を受理したとしたうえで、後任の農林水産大臣に林芳正前農林水産大臣を充てる考えを明らかにしました。 そのうえで安倍総理大臣は、「閣僚の任命責任は私にある。国民におわびしたい。政策を力強く推進することで責任を果たしたい」と述べました。 この中で安倍総理大臣は、「先ほど西川農林水産大臣から辞表を受け取った。みずからの問題で国会や内閣に大変迷惑をかけている。みずからの問題で大切な審議時間を費やしているなかで辞任したいという申し出があった。TPP=環太平洋パートナーシップ協定や農協改革、農政改革に大いに力を発揮してもらった。私としてはぜひとどまって職を全うしてもらいたいとお願いしたが、本人の辞任という意志は固く、あくまでも政策の審議に集中すべきだ、みずからの問題でかなわない状況を変えたい。それには辞任しかないという強い意志の表明があり、