オリンパスの損失隠し問題を追及して昨年10月に社長を解任された英国人マイケル・ウッドフォード氏(51)は5日、「虚偽の情報を流され、妻の苦痛が耐えがたいものになっているため、新たな役員候補を提案する活動を打ち切る」との声明を発表、社長復帰を断念することを明らかにした。 日本時間6日午後3時から東京都内で記者会見する予定。 ウッドフォード氏は委任状争奪戦(プロキシファイト)による社長復帰を目指し、新しい取締役候補リストの準備を進めていた。(共同)オリンパス「飛ばし」で潤った証券OBたちの“居直り主張”