サウジアラビアの国旗(2019年4月4日撮影、資料写真)。(c)AHMAD AL-RUBAYE / AFP 【10月2日 AFP】エチオピア移民数千人を収容するサウジアラビアの施設で、少なくとも移民3人が死亡していたことが分かった。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が2日、報告した。エチオピア移民は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)のさなかに「想像を絶する虐待」を受けているという。 アムネスティの調査員、マリー・フォレスティア(Marie Forestier)氏は、「エチオピア移民数千人が、より良い生活を求めて故郷を離れたが、より良い生活を送るどころか、ことあるごとに想像を絶するような虐待を受けている」「恣意(しい)的に拘束された移民全員を即座に解放し、さらなる命が失われる前に収容所の環境を大幅に改善させるようサウジ