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2009年2月28日のブックマーク (3件)

  • あり得なかった人生  トニー・デュヴェール『小鳥の園芸師』

    世の中には様々な職業がありますが、この作品で描かれるほど奇妙な職業は、おそらく世界のどこにもありません…。 フランスの作家、トニー・デュヴェールの『小鳥の園芸師』(山田稔訳 白水社)は、空想上のさまざまな職業について語った連作掌編集です。 目次には「尻拭い」「時計読み」「硝子割り」「小鳥の園芸師」「裁き屋」「身代わり」「思索屋」「役立たず」など、奇妙な職業名が並びます。そのどれもが、現実にはありえないような職業ばかり。 例えば、「裁き屋」を見てみましょう。これはなんと、犯罪を犯したくなった人間を、あらかじめ牢屋に入獄させておき、その時間に見合った犯罪をあっせんするという職業です。 彼は、これよりもあれを犯したらどうか、とか、もっと軽い罪を二つ一度に犯したら、とか助言を与えてくれる。ある重罪をさらに重く、あるいは軽くするにはどうすればよいかを明確に教えてくれる。それからあなたは、どんな犯罪が

    あり得なかった人生  トニー・デュヴェール『小鳥の園芸師』
  • カッコウが鳴くあの一瞬/残雪 - 裕's Object Relational World

    マジック・リアリズムも実はその現地にいってみれば結構普通の風景だったりする。たとえばガルシア・マルケスの風景、って確か桜庭一樹の対談に出ていたように思う。赤朽葉家は実は山陰にはありふれた風景なのだと。そんなわきゃないと思いつつ、実は舞城王太郎の西暁町で想像された通りの町だしね福井は。(嘘嘘、そんな恐ろしいとこじゃないですよ福井は。) そうすると幻想の中の現代中国はほんとうにこんな国なのかしら。ちょとと南米文学の香りがするかも。残雪っていう作家についてはみんなほめてたな、くらいの印象しかなくて、いまウィキを引いて、どうも女性作家らしいと長沙の出身だということを知ったくらい。長沙といったら三國志でいったら呉の国だよね。きっと。バイユー文学というか、ミシシッピーあたりの文学ともちょっと近いものを感じる短編集。ああいいうゾンビとか生と死とかいろいろなものの境界がまじりあうのが必然というようなところ

  • フライパンでふっくら鶏胸肉のソテー [フライパン料理] All About

    鶏胸肉のソテーのレシピ!フライパンでふっくら焼き上げる方法鶏胸肉のソテーをフライパンで作るレシピをご紹介します。普通にソテーするとパサついてしまいがちな鶏の胸肉を、フライパンでふっくらとジューシーに焼き上げる方法にはコツがあるのです! 時間は多めにかかりますが、味は格段においしくなりますよ。

    フライパンでふっくら鶏胸肉のソテー [フライパン料理] All About