8 6月 【青森の秘湯】ランプだけの宿「青荷温泉」は電気もなければ電波もない。温泉にはいって夜10時に寝た 青森の山のなかにある「青荷旅館」に泊まった。照明がなくて、ランプだけの宿。スマホに電波も届かない。 温かく、ほのかな明かりで、日が沈むと本を読むこともままならない。温泉にはいって、22時に寝た。 最高の宿だった。 ▲国道からそれて、こういう細い山道を6kmほどくねくね進む 青森県黒石市にある青荷温泉。 1929年開湯。電気による照明がない、ランプの宿として評判の温泉旅館だ。 山のなかにある温泉で、青森駅からも車で80分ほどかかる。国道から反れ、細い山道をくねくねと慎重にすすんいく。 ラスト6kmの山道は、かなり細くて曲がりくねっているので、要所要所に「ワイハあぶねえカーブだじゃ」「前見んでハケで」など青荷旅館が取りつけた注意喚起の手書き看板がかけられている。注意をうながされるばかりで