今年もインフルエンザが猛威を振るっています。厚生労働省の発表によれば、今シーズンの累計患者数は 1799 万人となり、統計を取っている 1999 年以降で過去最高の患者数に達しています(厚労省 2018 年 1 月 26 日、および 2 月 23 日発表)。これだけ衛生環境が発達し、栄養面でも十分な現代日本において、なぜ毎年のようにインフルエンザは流行するのでしょうか。先日、角川ソフィア文庫から『感染症の世界史』を刊行した著者で環境学の専門家、石いし弘之ひろゆきさんにお話を聞きました。 関連記事▶人類史が教えるパンデミック収束の道筋と、コロナ後の世界『図解 感染症の世界史』インタビュー(21.2.5 UP)※ページ下部「おすすめ記事」からも移動できます。 インフルエンザ・ウイルスも必死 ――今シーズンもインフルエンザが大流行しています。わたしの近くの小学校も 12 月から大流行で学級閉鎖や
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