負債3億4千万円「女子十二楽坊」仕掛人自己破産へ 人材流出相次ぎ、強気戦略も裏目 日本のおじさんのハートもつかんだ「女子十二楽坊」 中国美女を集めた民族楽器ユニット「女子十二楽坊」を日本で大ブレークさせたレコード会社が、自己破産手続きを進めていることが24日までに分かった。 この会社は、ミューチャー・コミュニケーションズ(本社・東京都、塔本一馬社長)で、関係者によると、負債総額は約3億4000万円。すでに、所属アーティストなどの契約先に、弁護士名で、資金繰りがつかないため、裁判所に対し自己破産手続きの準備中であることを通知している。 優秀なスタッフの流出や、過剰な宣伝費の投入などで、昨年12月ごろから経営状態が悪化していた。アーティスト育成の援助などで同社に資金援助していたプロダクションもあり、音楽業界に不安が広がっている。 2003年3月に、社員数わずか14人で同社を立ち上げた塔本氏は、