み‐つも・る【見積(も)る】 目分量や心づもりではかっておおよその見当をつける。目算する。「入場者数を―・る」工事や製品などの、原価・日数・経費などを前もって計算して出す。「経費を―・る」「工事を―・る」 言葉の定義が広いため、コンテキスト依存性がある国語辞典の結果を見ると分かるように、「見積もる」というのは、おおよその見当をつける・計算するという動詞であることが分かりますが、一方で、この単語の中に既に「何を」の部分が複数含まれているのが話をややこしくしています。 つまり、誰が誰にどんな状況で「見積り」を依頼したかによって「何を」の部分がかわります。たとえば以下のような例が考えられます(乱暴に書いていますので必ずしもどこの環境でもあてはまるとはか限りません)。 お客さんがSIベンダーの営業に対して「見積りをくれ」といった場合は、実際にお客さんが支払う費用を指すことが多いでしょうSIベンダー