「Microsoftは『ユーザーを次のステージに導ける企業』であり、『幅広いポートフォリオでユーザーの課題を解決できる企業』だ」――。こう話すのは日本マイクロソフトの岡嵜 禎氏(執行役員常務 クラウド&ソリューション事業本部長)だ。同氏は2022年8月にライバル企業から転身し、業界内で大きな注目を集めた。2022年10月に日本マイクロソフトが開催した「Microsoft Ignite Spotlight on Japan」にて初となる講演を行った岡嵜氏。単独インタビューを受けるのは今回が初めてだ。 岡嵜氏が日本マイクロソフトに参画してから、同社を取り巻く環境は大きく変化している。 デジタル庁は2022年10月3日に「Microsoft Azure」(以下、Azure)を含む4つのクラウドベンダーをガバメントクラウドとして採用した。その他にも、Microsoftは業種別特化組織による事業拡大