ある意味、究極のリサイクルなのかもしれません。 スイスのヌーシャテル大学(UniNE)で行われた研究によれば、世界各地で喧伝されている陰謀論の根拠の分析を行ったところ、陰謀論は別の陰謀論を根拠としており、陰謀論同士の間で「証拠の循環」が起きていることが判明した、とのこと。 また、陰謀論の内容を分析したところ、陰謀論は極めて多彩なトピックで構成されており、それぞれのトピックが分野の垣根を飛び越えて合成・合体されていることも示されました。 研究者たちは、多彩なトピックが合成された陰謀論が、お互いを根拠にして「証拠の循環」を行うことで、巨大な陰謀論の世界観を構築していると結論しています。 しかし、どうして陰謀論を信じる人々は、トピックの無理くりな合成に違和感を感じないのでしょうか? どうやらその原因は、高レベルの抽象化にありそうです。 研究内容の詳細は2022年10月26日に『Science A
![陰謀論は別の陰謀論を根拠に「証拠の循環」を行う傾向があると判明! - ナゾロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c92dc652853cdb3a951ab2c061277f0aa5b4a69/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnazology.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F11%2Fef6443a256991d8f0966248749715a12.jpg)