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ブックマーク / www.sadanari.com (1)

  • ♪♪ 監督 川島雄三傳 『幕末太陽傳』 ロケ地探訪 1

    「東海道線の下り電車が品川駅を出るとすぐ、八ツ山の陸橋の下を通過する...京浜国道にやや並行して横たわる狭苦しい街。これが東海道五十三次、第一番目の親宿、品川宿の今の姿だ...」。 この映画の冒頭を飾る加藤武氏の名調子である。ナレーションはさらにこう続けている。 「このいたって特色の無い街で、やや目立つものと云えば"北品川カフェー街"と呼ばれる16件の特飲店...しかしこの赤線地帯も売春防止法のアオリを喰って、1ヶ年以内の閉鎖を余儀なくされている。三百五十余年の伝統をもつ品川遊廓の歴史もここに一応幕を下ろすことになるのだが...」。 この劇中でも2つの時代-幕末文久二年と戦後昭和32年の対比がシンプルに、しかし的確に描かれている。だがここでも述べられている通り、昭和32年4月の売春防止法を受けて、この「品川遊廓」は更に姿を変えている筈である。3つ目の時代、平成の、今の「品川宿」が見たくて、

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