ショー太です。 トランプ大統領が欧州からの入国禁止措置を発表するなど、多くの国が海外からの入国制限を強めていることで経済活動の停滞懸念が強まっています。 また、サウジアラビア主導のOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの非加盟主要産油国の協調減産交渉が決裂し、サウジが原油の増産方針を打ち出したことで原油価格が急落しました。 新型コロナウイルスの感染拡大と原油価格の急落をきっかけに金融市場は大荒れです。 NYダウと日経平均株価は高値からの下落率が2割を超え、いわゆる弱気相場に突入しました。 わずか1ヵ月でここまで株が売られたのはコンピュータの自動取引の影響が大きいです。 市場のリスクが高まると機械的に運用ファンドから株の比率を下げるようプログラムされたリスクパリティファンドが株売りに反応します。 さらに、相場と同じ方向に持ち高を動かすCTA(商品投資顧問)も株を売るため、売りが売りを呼ぶ展開