JavaScriptにおける関数は、オブジェクトの一種です。つまり「単なる値」として扱うことができます。このため、リテラル表現が用意されており、リテラル表記された関数を変数に格納することもできます。関数の引数に関数を渡すことや返り値として関数を返すことも可能です。この性質を利用して「コールバックパターン」や「クロージャの生成」などを実現できます。 HTML5でも重要なコールバック関数 ある関数(もしくはメソッド)が関数cを受け取り、その実行過程で関数cを実行するようなパターンをコールバックパターンといいます。この時の関数cをコールバック関数といいます。後で呼び出してもらうための関数=コールバック関数を用意しておき、その関数を渡した相手の関数/メソッドから折り返し呼び出してもらうという動作が、「後で電話を掛け直してもらうこと」に似ていることから、コールバックと呼ばれるのです。 コールバック関