僕は昔の、主にアメリカで録音されたブルースやフォークソングを聴くのが好きなんですが、当時(例えば1930年代)はこういった種類の音楽はわざわざ民俗学者が機材を持って録音しないと後代に残されなかったわけで、よくこういう宝物をわれわれに残してくれたなあと、いつも聴くたびに演奏者に対するのと同じくらい記録者に対して感謝しているけれど、今の時代って昔と比べたら考えられないくらいにみんなが携帯電話やデジカメなんかの記録媒体を持っていて、それを世界中に向けて一瞬で配信できるわけで、21世紀は誰もがアラン・ロマックスになれる時代なのだ。最近はずっとそんな事を考えながら、ひまをみつけては様々な国で通行人たちによって「記録」されたストリートミュージシャンの映像をyoutubeで探していた。その中でも、今から紹介するこの二人は僕にとってはだんとつにカッコよくって、どちらも表現者としてのエネルギーがほとばしって