天文学者でSF作家が朗読する宇宙「暗闇を恐れることはない その先には生命を探す旅があるのだから」(動画)2011.02.23 23:00 この宇宙という闇の中へ我々は他の生命を求めるのだ。 米国の天文学者でSF作家でもあるカール・セーガン氏が、暗闇と未知なる生命をたどるということについて書き下ろし、自ら朗読しています。それもNASAの映像にのせて。 子供の時、暗闇は恐ろしいものだった。暗闇の中には何かがいる、その何かがなんであるかはわからない。が、皮肉なことに実は我々は暗闇の中に生きている。今いるこの地から外にでれば、どの方向に向かっても一瞬の光の後にあるのは暗闇である。完全なる闇に我々は囲まれているのだ。 大人になっても、暗闇の恐ろしさは薄れない。ある人は言うだろう、その闇にあまり近づかないでおこう、と。その闇の中に何が潜んでいるのか探るのはやめよう、知らない方がいいだろう、と。 宇宙に