いわゆる一般的なイメージとは逆に、大きく太字で書かれていると新しい事柄は記憶に残りにくくなります。意外かもしれませんが、読みにくくて馴染みのないフォントのほうが、学習や記憶の定着を助けるというのです。 これは、「難しい概念を学習する時には、乗り越えなければならない精神的なハードルが多少あったほうが、より多くのことを学ぶ事ができる」という研究結果が根拠となっています。 Photo remixed from an original by jepoirrier. 例えば、ある情報がとても読みやすいフォントで書かれていたとします(例:大きなサイズの「Arial」など)。すると、その情報を十分覚えたと過信してしまい、サラッとしか見ないようになってしまうのです。 ところが、ちょっと読みにくいフォントで書いてある場合には(例:小さな「Comic Sans MS」など)、その情報をより注意深く読み、より深