Flashのエンジニアとして著名なGrant Skinner氏が開発している、「CreateJS」の公式サイトがオープンしました。 http://www.createjs.com/ CreateJSはHTML5を介してリッチなインタラクティブコンテンツの制作をサポートする、JavaScriptライブラリとツールのスイートです。CreateJS SuiteにはEaselJS、TweenJS、SoundJS、PreloadJS、とZoeのツールがあります。 私のブログでもEaselJS、TweenJSを使ったインタラクティブコンテンツのデモを幾つか制作して紹介してきましたが、Flashで培われた技術がそのまま利用できる点で非常に使い勝手のいいツール群だと思っています。 EaselJSとTweenJSでテキストエフェクト EaselJSを使った流体パーティクル入門 今回は公式サイトで明らかになっ
書籍「ActionScript Beautifl Code」の刊行に伴い、「Beautifl」をリニューアルしましたのでお知らせします。Beautiflはwonderfl build flash onlineに投稿されたユーザーの力作をカテゴリー別に分類したActionScriptのギャラリーサイトです。Flashの表現例を探したりインスピレーションを得るのに便利なサイト、を目標に2009年8月から運営してきました。 今回のリニューアルの目標にしたのは「HTML5対応」。リニューアルしたポイントをいくつか紹介します。 マークアップ もともとBeautiflはXHTML+JavaScriptによるFlashみたいなインタラクションのあるサイトでしたが、時代の流れに応じてHTML5+CSS3+JavaScriptのサイトに変更しました。HTML5に関してはマークアップレベルの話でsection
FlashのアニメーションをHTML5に変換するツールとして、3月8日「Wallaby (ワラビー)」のプレビュー版がAdobe Labsにて公開されました。 Download Wallaby – Adobe Labs 結論から言うとブラウザ互換など懸念点がありますが、思った以上に変換精度が高いです。そして真っ先に感じたのは、WallabyによってHTML5出力が可能になったという点で、アドビが提供しているFlash ProfessionalはHTML5時代が万が一到来してもオーサリングツールとしてのポジションを保ち続けるだろうということです。 速報として「インストール方法と使い方」と「変換したデモ」を紹介してみます。以下詳細です。 インストール方法と使い方 ①まずはAdobe Labsからアプリケーションをダウンロードします。アプリケーションはAdobe AIR製ですので、事前に最新のA
Android 2.2 以上のスマートフォン/タブレットであれば、AIR for Android を使って Android アプリを開発することができます。Flash 開発者であれば今まで培ってきたスキルで挑戦できるのでまたとないチャンスですが、Android の実機を購入する事自体ハードルが高いと思っている方が多いのではないでしょうか。 そこで、Adobe AIR が開発可能なモバイル端末で、結局最終的にいくら費用がかかるのか一覧の表としてまとめてみました。 HTML版はこちら 結論としては、キャリアへの通信費が発生しない海外の SIM フリー端末が最も費用がかからないということになりました。キャリア版としてはソフトバンクの HTC Desire HD が安くなる計算となります。この資料はパケット通信定額のものなので、キャリアのデータ通信を利用せずWiFiで利用すればもっと少ない月額負担
今年のAdobe MAX 2010で発表された新技術の一つにFlash Playerの新しい3D APIがあります。現状のFlashの3Dでは数千のポリゴンしか処理できませんが、次の時代のFlash Playerでは数十万のポリゴンが処理できるようになります。これは従来と比べて 100倍ものパフォーマンスとなります。どのぐらい凄いかというと、次のビデオを見てもらえばわかるはず。 数十万のポリゴンをHDサイズのフルスクリーンにおいて60 FPSで処理される、という鬼のようなパフォーマンス。なおかつ、CPUの使用率が減るというエンドユーザーに優しい恩恵付き。この技術はFlash PlayerからGPUを利用することにより可能になったものです。コードネームは「Molehill」と呼ばれており、2011年中旬のリリース予定で開発が進められています。 Adobe Labs – 3D APIs for
HTML5というわけではないですが、CavasタグとJavaScriptを使って3Dのデモを作ってみました。 デモを見る ソースコード ([右クリック]→[ソースを見る]を選択) こういうのを見れば「HTML5すごい、Flashいらない」と思う人もいるかもですが、冷静にファーストインプレッションを。同じものを以前Flashで実装したことがありますが(Papervision3D演出サンプルNo.01:羽ばたく蝶々)、両者のデモを比較することでメリット・デメリットが見えてきます。 <追記:2013年9月3日> Three.jsの最新版rev 60にアップデートしてみました。3年前に作成したときはrev 17だったのですが、別物のライブラリと言わんばかりにほとんどAPIが変わってしまっています。ちなみにTypeScriptで書きなおしています。 デモを見る ソースコード (TypeScript)
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