年末年始に気になった記事とスライドを1件ずつ紹介します。 まずはNew York Times 12/27付けの"Adding Fees and Fences on Media Sites"という記事です。2009年を振り返ってネット上のニュース記事や雑誌、書籍、動画などを有料化しようとする大手メディアの試みが始まっていることを示しつつ、それはプレミア感のある一部エンターテインメント・コンテンツや「いつでも、どこでも、どんなデバイスでも利用できる」といったアクセスの利便性など、明らかな価値がなければ簡単に成立するものではないという専門家の意見も紹介しています。有料/無料の間で揺れるアメリカでのネット・コンテンツ・ビジネスの動きがよくまとめられている記事だと思います。 もうひとつは、Slideshareにあった「Content and Community」というプレゼン資料です*1。 Cont
音楽演奏者への著作権保護を50年から95年に延長することを欧州委員会の委員が2月14日に提言した。 欧州では作曲家の著作権保護期間は死後70年だが、演奏者は録音から50年となっている。50年間では生きている間に保護期間が切れることが多いと、同委員会の域内市場委員チャーリー・マクレビー氏は指摘している。「楽曲に生命を吹き込むのは演奏者だ。ほとんどの人はお気に入りの曲を誰が書いたか知らないが、演奏者の名前はだいたい分かる」 マクレビー氏は録音物の著作権保護期間を95年間に延長する案を正式に提出する意向で、欧州委員会で2008年夏の休会までに採択の準備ができるはずだとしている。 このまま何もしなければ、向こう10年で、数千人の欧州の演奏者が50年代、60年代後半に録音した楽曲のロイヤルティーを得られなくなると同氏は主張する。「ここで言っているのはクリフ・リチャードのような主演アーティストのことで
家庭用テレビ向けの配信サービスを行う「アクトビラ」は、3月1日より、「TSUTAYA TV」を開設、デジタルテレビ向けのビデオ・オン・デマンドによる映像配信サービスをスタートすると発表した。 TSUTAYA TVは、TSUTAYAグループでデジタルコンテンツの供給事業を行うTSUTAYA BBと、アクトビラの共同で行われるもの。洋画、邦画、ドラマなどの映像作品の配信が中心となり、ハリウッド作品などメジャーコンテンツも含まれる。また、配信コンテンツは全画面でハイビジョン画質の映像が視聴できる「アクトビラ ビデオ フル」の映像が中心になる見込みだ。 3月1日のスタート時には、劇場映画の予告編や映画、音楽、DVDなどのランキング情報などを無料で提供する予定。その後本格スタート時には、100タイトルを配信し、以降順次拡大される。
東芝がHD DVD撤退を検討していることがスクープされ、大きな話題を呼んでいる。公式には「HD DVDの今後の事業方針について現在、検討中。現時点で決定した事実はない」(東芝広報)と具体的な内容については未知数だ。しかしながら、ワーナーブラザースのBD(Blu-ray Disc)一本化や、米国最大手のスーパーマーケットであるウォルマートのBD支持から考えると、次世代光ディスクは事実上BDに統一されることが確実といえそうだ。そこで筆者なりに次世代光メディア統一の背景と意味、そして録画ファンとしての思いを述べてみたい。 IT産業にとっては早すぎる決着? Blu-ray Discと“次世代DVD戦争”を繰り広げたHD DVDだが……(写真は2007年10月に千葉・幕張で開催された「CEATEC JAPAN 2007」より)(画像クリックで拡大) 今回の“東芝HD DVD撤退”スクープには「東芝上
1月第2週の「2008 International CES」期間中,業界の耳目を一身に集めたのは米国の大手映画会社Warner Bros.による「Blu-rayへの一本化」だった。しかしそれから1週間が経ち,Warnerの選択が持つ意味は一気に陳腐化した。米Appleが「iTunes Movie Rentals」を発表し,低価格でHD(高精細)動画を配信することを明らかにしたからだ。 iTunes Movie Rentalsでは,DVDレベルの画質(SD画質)なら,新作の映画を1本3.99ドルで,旧作の映画は1本2.99ドルで「レンタル」できる。次世代DVD並みの画質(HD画質)でも,レンタル料金はそれぞれ1ドルずつ高くなるだけだ。あくまでレンタルなので,動画はダウンロードから30日以内に視聴し,しかも1度再生を始めてからは24時間以内に見終わらなければならない。それでも,「音楽は何度も聴
中学生か高校生の頃だっただろうか、内田有紀が出ていた「17歳」という ドラマを見ていた記憶がある。あまりドラマを見ないクチだが、記憶に残っている。 何が残っているかというと、そこに出ていた彼らのたまり場。(P's DINERだったか) 行くと、誰かがいて、たまり場になっている。 特に何をするというわけではない。ただ知り合いがいる。 こういうものに、強烈にあこがれた。 私の実家の近くには、空き地があった。 古い工場の跡地で、よく遊んでいた。示し合わせて行くわけではない。 これはひとつの「たまり場」だ。 もう少し大きくなってからは、ゲームセンターがたまり場になっていた。 自分の実家のあたりでは、ヨーカドーなんかもたまり場としての機能を持つ。 大学の時は、自分の家(一人暮らし先)をそうしようとして、無理だった。 年を食ったら、病院が自分にとってのたまり場になるのだろうか。
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米Warner Bros.は2008年1月第2週,次期光ディスク規格への対応を「Blu-ray Disc(BD)」に一本化し,「HD DVD」のサポートをやめると発表した(関連記事:Warner Bros.がDVDタイトルを「Blu-Ray」に一本化,「HD DVD」対応は5月末まで)。その結果,次世代DVD規格の主導権争いの行方が大きく変わった。 このニュースを追う形で,米Paramount PicturesもHD DVD支持をやめるとのうわさが流れた(その後Paramountは否定した)。しかし,HD DVD陣営がネバダ州ラスベガスの家電展示会2008 International Consumer Electronics Show(CES)で行おうと以前から準備していた報道関係者向けイベントを中止したため,次世代DVD規格争いはHD DVDの負けで終結するという見方が大勢を占めてしまっ
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