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ブックマーク / unknownplace.org (16)

  • Dockerを使ったGolang開発環境 - unknownplace.org

    しばらくiOSアプリのクライアントサイドばかり開発していてサーバサイドプログラムにご無沙汰だったのだけど、 最近またGoでアプリのサーバサイドを書くようになった。 ちょうど xhyve が話題になっているのもあって、OS X の仮想環境がアツい感じだったので、 ひさしぶりに Docker で開発してみよう、と思いたち、Dockerを使ったアプリ開発をやってみている。 docker-compose を使って依存ミドルウェアも一緒に立ち上げる docker-compose [1] というのを使うと、複数のコンテナを同時に立てられ、それぞれにリンクも良い感じにやってくれる。 開発環境を作るにはもってこいのツールだ。 GoのWebアプリ サンプルとして以下のようなアプリを考える。 // main.go package main import ( "fmt" "log" "net/http" "gi

  • Google認証なリバースプロクシ&静的コンテンツ配信サーバー「gate」 - unknownplace.org

    Kibana や Grafana を使う時に、これらはjsのツールなので、 Erasticsearch や InfluxDB といったバックエンドサービスにjsからアクセスできるようにする必要がある。 そのためには、 普通にバックエンドサービスのportを開放 nginxとかでリバースプロクシ とかする必要があり、めんどくさい。 さらにセキュリティのことを考えると、2の方法のうえに、nginxでSSL+Basic認証なんかにする必要があってよりめんどくさい。 さらに、僕はBasic認証が嫌いだ。 昔は Firefox + 1Password で良い感じにBasic認証の入力が行えたが、いまはだめになってしまったし、 Basic認証だとアカウントの管理もめんどくさい。 なので、Google認証なhttpdでリバースプロクシもできる、gateというツールを作った。 https://github

  • GoでCocoa APIを使う、もしくは他のイベントループをGoに混ぜる方法 - unknownplace.org

    Gocgo という機能を使うと、GoからCの世界のコードを呼んだり、呼ばれたりすることができる。 Perlで言うところのXSというやつだ。 このcgoを使ったGoプログラムは、昔はMakefileを利用してビルドしていたそうだが、 1.0からは go get や go build と言った、go toolがcgoに対応したのでそういうことも必要なくなっている。 cgoの基的な使い方 まずは import "C" として、Cという疑似パッケージをimportする。 このパッケージを使うと、 C.fprintf(...) というような感じでCの世界にアクセスできるようになる。 また、このimport文の直前のコメントはCのコードとして解釈される。 なので、 package main /* #include <stdio.h> void hello() { fprintf(stderr,

  • Go言語のOS X上でのGDBデバッグ環境構築 - unknownplace.org

    Go言語は gdbでのデバッグがサポートされている のだが、OS X でそれを使おうとしたらいろいろ罠にはまったのでここに記しておく。 (このエントリ執筆時の手元の環境は OS X 10.9(.0) Mavericks + Xcode 5.0.1) 罠一覧 OS X 付属のgdbが古い Xcode 5.0.1のclangだとgdbのビルドがこける ビルドするgdbpython2にリンクさせないとGo付属のruntime-gdb.pyが動かない[1] ビルドしたgdbにコード署名をしないと他プロセスをアタッチできない OS X 付属のgdbが古い Goのコードをgdbでデバッグするには、gdb 7.1以上が必要ということだが、OS X (Xcode?) 付属のgdbは古くて使えない。 手元のバージョンは GNU gdb 6.3.50-20050815 (Apple version gdb-

  • 独立しました - unknownplace.org

    2013年8月末で面白法人カヤックを退職し、新しく会社を設立しました。 カヤックには約9年間お世話になり、とても多くのことを学ばせてもらいました。 とくにクリエーターとしての自分の考え方は、ほぼカヤックで養われたと言っても過言ではないでしょう。 そういう意味でカヤックは僕の第二の親のような存在であり、鎌倉方面には足を向けて寝られません。 当にありがとうございました。 カヤックは面白法人とか名乗っていますが、実は非常にまじめな集団です。 たとえば、経営理念についても、とても真摯に向かいあっています。 経営理念とはただの飾りではなく、まさに会社の存在意義であり、社員全員がそれを意識して仕事をしなければ意味がない。 そんなことから半年に一度、全社員で経営理念について考えるための全員社長合宿、というものをやっていたりします。 そんな環境で、自分も個人としての理念を磨いてきました。 昔のカヤックス

  • TwilioのRedisによる決済サービスの障害、2つの原因 - unknownplace.org

    Twilio というサービスで決済サービスの障害があったらしいが、恐しいことにこのサービス、 決済情報をRedisで管理していたらしい、というのをRedis作者、antirez氏のblogで知った。 Twilio incident and Redis - Antirez weblog この件に関しては、Twilio自体も 調査報告 を出している。簡単にまとめるとこういう感じだ: TwilioではRedisを single-master, multi-slave なレプリケーション環境で使用している ネットワーク障害で一時的に master-slave 間の接続が切れたことにより、master-slave間のデータの再同期が発生 この再同期がすべてのslaveに対して同時に発生したため、masterの負荷が高くなり、結果決済サービスの障害が発生 この負荷を解決するためmasterを再起動する

  • org-modeとblosxomでのサイト構築、あるいはorg-modeのススメ - unknownplace.org

    個人的には文書書くのは markdown-mode + outline-minor-mode で満足していたし、org-mode に手を出す気はあまりしてなかったのだけど、 Emacs界隈の情報を見ているとやっぱり便利そうなので、バージョン8.0が出る頃に試しに使ってみた。 そうしたら思った以上に便利で、結局今では、日々のメモ、原稿執筆、タスク管理など、いろいろなことをorg-modeでやるようになってしまった。 最初、org-modeに手を出しにくかった(出したくなかった)大きな理由は、編集環境がほぼEmacsだけに限られてしまうということがあった。 しかしこれは org-mode を使ってみると、org-mode があまりに高機能なので、他の環境に移植するのがつらいからだ、ということが分かった。 org-modeで文章を書く org-modeにはいろいろな機能・使い方があり、詳しくはi

  • EmacsでのGo言語編集環境 - unknownplace.org

    最近Go言語を始めた。MacGoの実行環境を入れ、Emacsで編集するところまで、一通りまとめておく。 Goの導入 (for OS X) いろいろ方法があるようだけど、僕はカジュアルに brew install go で済ませた。 GOPATH 環境変数は最初プロジェクト毎に設定して使おうかと思っていたんだけど、 後述するgocodeやgo-flymakeといったツールを使う場合、手元のGOPATHは1つにしてしまったほうが便利なので、 export GOPATH=$HOME/dev/go-workspace というのをshellの設定に定義して、手元ではこの共通のPATHを使うようにした。 これは問題がでたらまた考える。 PATHを通す homebrewで入れたツールをEmacsから使うためには、 homebrewのbinディレクトリを exec-path に追加する必要がある。 (a

  • Any::Moose とか幻想やったんや - unknownplace.org

    Any::Moose は Moose と Mouse のラッパーで、バックエンドがどちらになるかは use Any::Moose した時点で Moose or Mouse がロードされているかによって変わる。 どこかで use Moose していたら use Any::Moose は use Moose としてうごくし、 そうじゃない場合は use Mouse としてうごく。 これはなんのためにあるかというと、MouseとMooseの両方のモジュールを混ぜて使うと壊れるからなんだけど、 そもそも混ぜて使って問題になるのは Mouse のクラスを Moose で extends したりとか、そういう Moose 周りの機能を相互に使おうとした場合だけであって、混ぜて使っていてもそれぞれのクラスを普通に使い合う分にはなんの問題もない。 また、昔はruntimeの速度にそこまで性能差はなかったと

  • Githubの各種イベント通知をPubSubHubbubで受け取るの巻 - unknownplace.org

    tl;dr - 通常のHookではなくPubSubHubbubのほうのHookを使えばGithubのすべてのイベントをひとつのWebHookで受け取ることができる。 Github の WebHook ではレポジトリの更新しか受け取れず、issue とかも受け取れたら便利なのになーと思いつつ API ドキュメントを見てみると Hook を API から登録したりすることができるようになっていた。 だがこれは所詮は Web から登録できる Hook をいじるもので、このリストにあるものしか登録できない。 また、それぞれの Hook について登録できるイベントはリストで定義されている物に制限されているようで、たとえば WebHook だと push イベントしか設定することはできないみたい。(API 経由でも設定できなかった) 一方、それとは別に用意されている PubSubHubbub の Ho

  • AnyEvent でバックエンドに EV を使う時の注意 - unknownplace.org

    AnyEvent を利用する際に注意する必要があることに、コールバック中で発生した例外の処理方法がバックエンドに任されている(=例外処理の方法がバックエンドによってちがう)、というのが挙げられる。 Impl::Perl では例外は単純に rethrow されるため、プログラム中で例外が発生したり die したりすると普通にプロセスは終了する。 しかし、Impl::EV の場合、デフォルトでは例外はキャッチされ標準エラーに出力されるものの、そのまま処理は続行されてしまう。 以下のような1秒タイマーをまわしてタイマーが発火したらアプリを終了する、というようなコードがあったとき、 use strict; use warnings; use AnyEvent; my $cv = AnyEvent->condvar; my $t; $t = AnyEvent->timer( after => 1,

  • tmux + irssi + canything で Anything 風チャンネル切り替えする - unknownplace.org

    irssi 環境を prgmr.com からさくら VPS に移行したついでに irssi のプラグインを見直していて、そのときに nicklist.pl というのをいれたわけですが、これがなかなか hackish な実装になっており(笑)、named pipe なファイルつくってそれを cat しておくと irssi がそこに nicklist を書き込むというような感じになってて、基的に GNU screen などの縦分割と一緒に使うように設計されている。 で、僕はリモートサーバー上の GNU screen 上で irssi を動かしているので、それをつかうために縦分割をためしてみたわけですが、window 分割したときにでる caption を GNU screen では消すことができず、ローカルで使っている screen の hardstatus の上に、リモート screen

  • qpsmtpd を Server::Starter 化するなど - unknownplace.org

    Perl 製 SMTP サーバーとして qpsmtpd というものがあり、僕もいろいろなところで利用している。主な用途としてはメール連動の Web アプリケーションのメール機能の部分。実際のメール配送などでは使用してない。 フロントに qpsmtpd を置き、アプリで制御する宛先の場合のみ qpsmtpd からジョブキューに流したりする。 それ以外の通常のメールは queue/postfix プラグインなどを使用して裏側の postfix にまかせちゃう。というような使い方をしている。 qpsmtpd 自体は apache.org や perl.org の SMTP として採用されており、パフォーマンスに関しては問題ないのだが、プラグインを書き換えたり設定を変更したりした場合に再起動が必要になるところが、フロントに立てるサーバーとしては不安な部分であった。 なので前々から Server::

  • OSX で tmpfs 的なことをする方法 - unknownplace.org

    MacBook Air 上で Test::mysqld なテストを走らせていると SSD の寿命縮めそうだなーとおもって tmpfs 的なものが OS X にもないものかと検索したら hdid(8) でできるとのこと。 man の一番下のほうに例が載っている。 $ hdid -nomount ram://128000 /dev/disk1 これでメモリから128000セクタ(1セクタ512バイトなので62.5MB)分とって仮想ディスクをつくり、 $ newfs_hfs /dev/disk1 Initialized /dev/rdisk1 as a 63 MB HFS Plus volume HFSで初期化して、あとは普通に $ mkdir /tmp/mnt $ mount -t hfs /dev/disk1 /tmp/mnt でマウントすればOK。 作ったディスクの破棄には $ hdidu

  • node.js C/C++ addons 入門 - unknownplace.org

    node.js のドキュメントを見ていたら C/C++ で簡単に拡張が書けそうだったので試してみた。 addons - Node.js Manual & Documentation ドキュメントに載っている hello.cc をみてみると: #include <v8.h> using namespace v8; extern "C" void init (Handle<Object> target) { HandleScope scope; target->Set(String::New("hello"), String::New("world")); } この extern "C" void init (Handle<Object> target) というやつが、jsで require("hello") したときに呼ばれる感じらしい。この関数だけは必ず実装する必要がある。 この中の Ha

  • Text::MicroTemplate::DataSection - unknownplace.org

    __DATA__ に __DATA__ @@ index.mt <html> <body>Hello</body> </html> @@ bar.mt ? if ($true) { Foo ? } こう言うのが書いてあるとき、Data::Section::Simple を使うと get_data_section('index.mt'); とすることで該当セクションだけのデータを簡単に取得することができます。 なので普通の Text::MicroTemplate と組み合わせても render_mt(get_data_section('index.mt')); って感じで使えてそんなに苦じゃないわけですが、どうせなら中で include とか extends とかで他のセクションのデータとも連携できるようにしたら便利だなーと思い3分クッキングして Text::MicroTemplate::D

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