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  • (古都ものがたり 京都)桂米朝、「縁切り神社」の落語会 半世紀を超す、一門の修業の場:朝日新聞デジタル

    お茶屋や料亭が軒を連ねる京都・祇園。着物姿の芸舞妓(げいまいこ)や観光客が行き交う花見小路を抜けた先に、安井金比羅宮の静かな境内が広がっている。 目につくのは、鈴なりの絵馬や幾重にも貼られたお札だ。男女の関係、酒、ギャンブル、病気……。悪縁を切り良縁を結ぶ「縁切り神社」として信仰を集めるこの社が…

    (古都ものがたり 京都)桂米朝、「縁切り神社」の落語会 半世紀を超す、一門の修業の場:朝日新聞デジタル
  • 突然怒る松井知事 公明の密約「もういい、全部ばらす」:朝日新聞デジタル

    大阪都構想の住民投票をめぐって、大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)が26日、公明党と水面下で交わした合意文書の公開に踏み切った。政党同士の「密約」を暴露する異例の対応だ。松井氏は「信頼関係を崩された」と怒りを爆発させ、出直し選に臨む可能性に改めて言及。維新と公明の間に、何が起きたのか。 夜の密会、1時間で決裂 「政治の体質、裏と表があまりにも違いすぎる。僕はちょっと違うんじゃないかと思う」 大阪府庁で26日に開かれた松井氏の定例記者会見。冒頭、維新が公明と交わした合意文書のコピーが集まった記者らに配布された。その上で、松井氏は公明への怒りをぶちまけた。 合意文書は昨年4月17日付で、A4判1ページ。維新幹事長の今井豊府議と公明府部幹事長の林啓二府議が署名し、都構想について「今任期中で住民投票を実施」と明記されていた。 都構想は今も府と大阪市で具体案の検討が進められているが、約1年半

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  • 高プロの対象「年収1075万円以上」に決定 5業務で:朝日新聞デジタル

    働き方改革関連法で来年4月に導入される高度プロフェッショナル制度(高プロ)について、具体的な対象者や運用のルールが26日、正式に決まった。対象者の年収は「1075万円以上」、対象業務は5業務で、政府がこれまで想定していた内容となった。 労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)がこの日、厚労省の省令案と指針案を了承した。 高プロは、高収入の一部専門職の人が対象で、適用されると残業時間や休日・深夜の割増賃金といった労働時間規制が完全に外される。政府は「働き方の自由度を高める」と狙いを説明してきたが、過労死遺族や野党は「過労死を助長する」と批判。省令で決める対象者については、限定的にすべきだと訴えていた。 年収については、法律で「平均の3倍を相当程度上回る水準」と定めている。1075万円以上との政府の案に対し、労働者側は「低い」と反発してきたが、案の通りに決まった。 対象業務は、「働いた時間と成果

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  • 美術・文芸・音楽著作権、30日から死後70年に延長:朝日新聞デジタル

    の美術・文芸・音楽作品の著作権の保護期間=キーワード=が30日、環太平洋経済連携協定(TPP)発効に合わせ、欧米並みの死後70年に延びる。延長は約半世紀ぶり。過去の作品を利用した新たな創作がしにくくなるなど、文化の発展を妨げるのではないか、という懸念の声も上がる。(木村尚貴) ■歓迎 権利…

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  • 車いすで「メロス」疾走 限界取っ払う舞台、障害者自ら:朝日新聞デジタル

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    車いすで「メロス」疾走 限界取っ払う舞台、障害者自ら:朝日新聞デジタル
  • 僕が「ネトウヨ」と決別した理由 翁長前知事の次男:朝日新聞デジタル

    米軍普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸への土砂投入が14日、始まった。保守政治家でありながら自民党政権が進める移設に抵抗し、8月に急逝した故翁長雄志(おながたけし)前沖縄県知事。次男で那覇市議の雄治(たけはる)さんは沖縄を守る保守として、基地を強いる土の保守との対立も辞さないと言う。元ネトウヨの彼が思い描く保守のカタチとは。 ――お父さんの翁長雄志・前沖縄県知事が8月8日に亡くなった3日後の11日、那覇市で開かれた辺野古土砂投入阻止の県民集会での雄治さんのスピーチが語りぐさになっています。 「父が死ぬ2日前、病室で30分ぐらい話をしました。沖縄のこと、基地のこと、あれこれ語りましたが、そのときの父の言葉をここで県民に伝えないでいつ言うのかと思い、自分からお願いしてあいさつをさせてもらいました」 ――スピーチで、沖縄がいかに米軍基地の負担に苦しめられてきたか。新たな基地には大義名分がないこと

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  • のんと岩手、両思い継続中 北三陸は今日も舞台だった:朝日新聞デジタル

    岩手に転勤して驚いた。NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の主人公のんさんの活躍をあちこちで見かけるからだ。地元銀行のイメージキャラクターやブランド米の看板娘――。「能年玲奈」から改名し、東京では一時期と比べて目にする機会は減ったのに、ここ岩手ではいまだ番組が続いているのか! 「のん的な生き方」の原点と岩手で続く相思相愛の理由を求めて、ドラマの舞台となった久慈市へ向かった。

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  • 無形遺産・来訪神は厄払い役 柳田国男・折口信夫の考察から読み解く 新谷尚紀・国学院大教授:朝日新聞デジタル

    男鹿のナマハゲなど仮面・仮装の神が家々をおとなう「来訪神」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産になった。登録された10の行事は東北から沖縄の離島まで広域にわたる。独特ながらも似通う風習が日各地に伝わる背景とは。民俗学者の新谷尚紀(たかのり)・国学院大教授に読み解いてもらった。

    無形遺産・来訪神は厄払い役 柳田国男・折口信夫の考察から読み解く 新谷尚紀・国学院大教授:朝日新聞デジタル
  • SDカード、容量偽装横行か 「128GB」実は3GB:朝日新聞デジタル

    カメラで撮影した動画や画像を保存するための記録媒体が、実際より大容量かのように偽装されてインターネットで取引される例が相次いでいる。見た目では気づきにくく、一生の思い出になるシーンが保存できなかったという被害も起きている。 「市場価格だと1万円を超えることもあるので『安いな』とは感じたが、怪しいとは思わなかった」。千葉県の会社員男性(27)は肩を落とす。 フリーマーケットアプリのメルカリを通じて3月にマイクロSDカードを購入した。国内からの出品で、外装には「128GB」の表記。「動作確認済み」「未使用に近い」という説明もあった。価格は約1900円。市販のメーカー品だと安くても2千~3千円ほどはする。 商品が届いた直後に画像や動画を保存できるか確かめたところ、問題はなかった。おかしいと感じたのは約2カ月たってからだ。 5月末から新婚旅行で米ハワ…

    SDカード、容量偽装横行か 「128GB」実は3GB:朝日新聞デジタル
  • 「大卒なのを高卒」と詐称 神戸市の男性職員を懲戒免職:朝日新聞デジタル

    大卒なのを高卒と学歴詐称し、そのまま長年勤務していたなどとして、神戸市は26日、定年後に再任用されていた経済観光局の男性事務職員(63)を懲戒免職処分とし、発表した。 この職員は24歳だった1980年に市に採用され、2016年3月末に60歳で定年退職。同年4月に再任用されて引き続き市で働いていたが、最近になり、匿名の通報がきっかけで学歴を偽っていたことがわかったという。 市によると、職員は78年に大学を卒業していたが、そのことを伏せたまま、「高校卒」までを受験資格とする市の採用選考を受け、採用されていた。この職員は「申告する必要がないと思っていた」と話しているという。

    「大卒なのを高卒」と詐称 神戸市の男性職員を懲戒免職:朝日新聞デジタル
  • 中国で「HIV免疫持つ双子が誕生」と報道 ゲノム編集:朝日新聞デジタル

    中国メディアは26日、中国の科学者が11月、狙った遺伝子を改変できるゲノム編集でエイズウイルス(HIV)に対する免疫を生まれつき持たせた双子の女児を世界で初めて誕生させた、と報じた。これに対し、他の科学者などから「倫理上の問題がある」として非難が噴出し、中国政府が調査を指示する騒ぎとなっている。 中国メディアによると、科学者は南方科技大(広東省深圳市)の賀建奎副教授。ゲノム編集でHIVに抵抗力を持つように遺伝子を改変した受精卵を使い、双子の女児が生まれたと主張している。27~29日に香港で開かれるゲノム編集の国際会議で、実験データなどの詳細を発表する予定という。 ただ、現時点で査読がある学術誌に論文を発表しておらず、主張を疑問視する専門家もいる。北京大などの科学者122人は「人体実験をするとは狂っているとしか形容できない」などと非難する声明を連名で発表。国家衛生健康委員会も地元当局に調査を

    中国で「HIV免疫持つ双子が誕生」と報道 ゲノム編集:朝日新聞デジタル
  • 米が移民キャラバンに催涙弾 デモ隊一部、国境越え試み:朝日新聞デジタル

    米国をめざし中米ホンジュラスなどから北上、米国境の町メキシコ・ティフアナに集まった移民キャラバンの一部が25日、デモをした際、メキシコ警察の警戒線を突破し、国境検問所などに殺到した。国境の壁に登るなどしたため、米当局は催涙弾を発射、ティフアナとの国境を閉鎖した。 現地報道などによると、国際的な支援を求める一環として支援団体がデモを呼びかけた。移民キャラバンが求める難民申請をトランプ政権が厳格化することに対する抗議や、移民や難民の権利尊重を訴えることが目的だった。 だが、デモ隊が国境に近づいたところ、一部がメキシコ警察の警備を破り、川を渡るなどして500人ほどが国境検問所に向かった。その後、国境の壁を登ったり、網をくぐったりして国境を越えようとした。 メキシコの内相は地元メディ…

    米が移民キャラバンに催涙弾 デモ隊一部、国境越え試み:朝日新聞デジタル
  • 京大の学園祭テーマは「(当局により撤去されました)」:朝日新聞デジタル

    京都大学の学園祭「11月祭」が、22日から京都市左京区の吉田キャンパスで始まる。「November Festival」を略してNFと呼ばれる11月祭。60回目の今年は「(NFテーマは当局により撤去されました)」という挑戦的なテーマが選ばれた。 京大では5月以降、名物とも言われてきたキャンパス周辺の立て看板(通称・タテカン)が大学によって撤去され、学生たちの反発を招いた。学生運動が盛んだった1960年代から目立ち始め、政治的な主張やイベントの告知など、多様な看板が並んでいた。 例年、11月祭のテーマは学生から募集し、投票にかける。学生でつくる11月祭事務局によると、今年の投票総数は2363票。「(NFテーマは当局により撤去されました)」は453票で1位になった。 発案した学生は「今年の京都…

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  • 首位争い、無理に中国国旗渡され失速…マラソン巡り論争:朝日新聞デジタル

    マラソンの成績と国旗、どちらが重要なのか――。中国・江蘇省で18日開かれたマラソン大会で、ゴール直前にデッドヒートを繰り広げていた中国人の女子選手がコース上で手渡された中国国旗を落とし、失速して2位に終わったことに、中国のネット上で評価が真っ二つに割れている。 「国旗騒動」が起きたのは、蘇州市での蘇州マラソン女子の部。ゴール間近で、中国の何引麗(ホーインリー)選手がケニア人選手と並走してトップ争いをしていると、沿道からコース上に人が飛び出し、何選手に国旗を手渡そうとした。突然のことに何選手は国旗を受け取らず、そのまま疾走。すると、今度は別の人がコース中央に立って待ち構え、国旗を何選手の右腕に絡めるように手渡した。 何選手が腕に絡みついた国旗を左手で取り外した時、国旗はコース上に落ちた。そのままレースは続いたが、何選手はペースが落ち2位でゴール。タイムは1位と5秒差の2時間30分30秒だった

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  • 「安倍内閣が軍事行動なら支持」拉致問題めぐり米子市長:朝日新聞デジタル

    北朝鮮による拉致問題の解決を訴えるシンポジウムが20日、鳥取県米子市であった。伊木隆司市長(45)は「安倍内閣が軍事行動をするというのであれば、全面的に支持したい」と述べ、北朝鮮への軍事行動を容認する考えを示した。 シンポは政府や鳥取県、米子市などが主催して2010年から毎年開催し、今回は300人(主催者発表)が参加した。伊木市長は閉会のあいさつで、「もし安倍内閣が軍事行動をするというのであれば、あるいは憲法を改正するというのであれば、全面的に支持をして、この拉致被害の回復、主権の侵害の回復に、私たちは国民として全力で当たりたい。全力で支援をし、そして支持したいと思っております」と述べた。 伊木市長は朝日新聞の取材に、「被害者家族も高齢化し、解決するのは今しかないという思いを込めた。軍事行動せよと言っているのではない。時の政府が、軍事行動や、軍事行動ができるよう憲法改正をするというなら、問

    「安倍内閣が軍事行動なら支持」拉致問題めぐり米子市長:朝日新聞デジタル
  • コーヒー、健康にどう影響? がんリスク下げる可能性も:朝日新聞デジタル

    国立国際医療研究センターや国立がん研究センターなどのグループは7月、日人のコーヒー飲用と大腸がんに関する研究を国際的ながん専門誌に発表した。国内の八つの大規模な疫学研究から32万人以上のデータを集め、総合的に分析した。その結果、女性ではコーヒーを1日3杯以上飲む人は1杯未満の人に比べ、大腸がんの一種「結腸がん」になるリスクが20%低かった。男性や大腸がん全体でも、統計的に意味があるほどの差ではないが、下がる傾向がみられた。 国立国際医療研究センターの溝上哲也疫学・予防研究部長は「大腸がんは女性のがん死亡の第1位。リスクを高める飲酒、肥満、喫煙が男性より少ない女性で結腸がんのリスクを下げることを示すデータが得られたことは予防上意義がある」。インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」を抑えるなどコーヒーの様々な作用が、糖尿病や大腸がんの予防につながると溝上さんは見る。 数千人、数万人規模

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  • 読みやすいマンガ、知的障害者と探求 困惑の縦線やめた:朝日新聞デジタル

    マンガは読みやすいと思われているけど、当? 大学の研究者やマンガ家らがこんな疑問から、マンガに触れる機会が少ない知的障害者や外国人らが楽しく読めるマンガを研究し、にまとめた。表現方法が違う様々なマンガを知的障害者40人に読んでもらった結果、浮かび上がった「読みやすいマンガ」とは――。 「障害のある人たちに向けた LLマンガへの招待 はたして『マンガはわかりやすい』のか」を出したのは、大和大(大阪府吹田市)保健医療学部の藤澤和子教授、京都精華大(京都市)マンガ学部の吉村和真教授、都留泰作教授らで作る「LLマンガ研究会」。LLとはスウェーデン語で「やさしく読める」の略語だ。 スウェーデンでは知的障害がある人や外国人に読みやすい工夫がされた「LLブック」の出版が盛んだ。特別支援教育などが専門の藤澤教授は日でも普及させようと活動しており、LLブックのマンガ版を作れないかと、マンガを専門とする

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  • 開拓団の「性接待」告白 「なかったことにできない」:朝日新聞デジタル

    岐阜県の旧黒川村など(現・白川町)から戦時中に旧満州(中国東北部)へ入植した満蒙開拓団の女性たちが、敗戦直後に団幹部の指示で旧ソ連兵に「性接待」をさせられたと告白し、衝撃を与えている。長く伏せられてきたが、「なかったことにできない」と公の場で語るようになった。過酷な歴史の語り継ぎを支えるのは、女性の妹や息子たちだ。 「『(夫が)兵隊に行かれた奥さんたちには、頼めん。あんたら娘が犠牲になってくれ』と言われた」 今月10日、岐阜市民会館であった証言集会。元黒川開拓団員で、終戦当時20歳だった佐藤ハルエさん(93)=岐阜県郡上市=が話し始めると、空気はピンと張り詰めた。 「白川町誌」などによると、黒川開拓団は1941年以降、600余人が吉林省陶頼昭に入植した。敗戦後、旧日軍に置き去りにされ、現地住民らによる襲撃や略奪を受け、隣の開拓団は集団自決した。 当事者の証言によると、黒川開拓団は幹部が近

    開拓団の「性接待」告白 「なかったことにできない」:朝日新聞デジタル
  • 旧ソ連兵に差し出され「性接待」 苦難伝える碑文除幕へ:朝日新聞デジタル

    敗戦直後、中国東北部(旧満州)に入植していた開拓団の仲間を守るため、旧ソ連兵らを「性接待」し、現地で亡くなった女性たちを悼む岐阜県白川町の「乙女の碑」に、当時の経緯を説明する碑文が加えられることになった。18日に除幕される。 「性接待」は、岐阜県の旧黒川村(現白川町)などから入植した黒川開拓団で、1945年9~11月にあった出来事だ。 入植先の吉林省陶頼昭で現地住民による略奪暴行から保護してもらう代わりに、17~21歳の未婚女性15人前後が団幹部の指示でソ連軍に差し出された。うち4人は性病や発疹チフスなどで現地で死亡した。経緯は戦後ずっと伏せられ、生き残った女性の要請で82年、「黒川分村遺族会」が石像を建立した。しかし、碑文はなく、台座に「乙女の碑」とあるだけだった。 当事者への配慮だったというが、帰国後、うわさだけが広がり、当事者の女性たちが苦しみ続けた。2011年に第4代遺族会長になっ

    旧ソ連兵に差し出され「性接待」 苦難伝える碑文除幕へ:朝日新聞デジタル
  • 日本生命が「近年まれにみる発明」 節税保険の再ブーム:朝日新聞デジタル

    「保険料を経費として計上できます。課税されず、必要なときに解約すればお金が戻ってきます」。埼玉の経営者男性(39)の元には、決算月の1~2カ月前になるとそんな保険商品の売り込みが頻繁に来る。 その商品は法人定期保険。主に中小企業の経営者が入る死亡保険だ。保険料は年間数百万円と高額で、経営者が死亡すれば数億円の保険金が支払われる。 毎年の保険料は全額経費扱いになって節税になり、途中解約すると支払い済みの保険料の多くが「返戻金」として戻ってくる。戻ったタイミングで役員退職金や設備投資資金に使えば、返戻金にも課税されない形になる。男性は「保険というより、節税的なテクニックだ」という。 同様の商品は以前からあり、販売現場では「節税」がPRされてきた。ただ、中途解約が前提のような商品は保険の趣旨を逸脱しているとも指摘され、国税庁が保険料の経費算入割合を制限するなどしたため、販売は落ち着いていた。 そ

    日本生命が「近年まれにみる発明」 節税保険の再ブーム:朝日新聞デジタル