今、スマートフォンのテザリングが注目を集めている。これはiPhoneでは「インターネット共有」と呼ばれる機能で、その名のとおり、スマホが自身の通信をほかの機器に分け与えることを指す。スマホと同じLTEの通信に対応するパソコンやタブレットも増えてはいるが、Wi-Fi接続だけで使っている人も多い。こうした機器を外出先などでネットに接続する際に、テザリングは欠かせない機能といえる。 日本では、iPhone 5でiPhoneのインターネット共有が開放された。この機能がにわかに注目されているのは、auが、主力とする料金プランでテザリングを有料化したからだ。ドコモは現状のまま無料キャンペーンを無期限で続けていく方針だが、ソフトバンクも6月から大容量プランでテザリングを有料化する。いずれも料金は500円だ。古くからある機能だが、有料化をきっかけに話題が集まっているというわけだ。 ユーザーからの不満の声が