ブックマーク / ja.wikipedia.org (24)

  • アベノマスク - Wikipedia

    配布されたマスクとパッケージ アベノマスクは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下に2020年4月から日で配布されたガーゼ製布マスクの俗称[1][2]。急激な需要の増大で発生した不織布マスク不足の解消を目的として、安倍政権が約260億円をかけて[3]全世帯に2枚ずつ配布した[1][2][4]。 全世帯向けのほか介護施設などにも配布され[5][6][7][8]、世界でもAbenomaskとして広く報道されていた[9][10]。 概要[編集] 新型コロナウイルス感染症対策部の第25回会議にて全世帯への布マスク2枚配布を表明する安倍晋三・内閣総理大臣(右から2人目)。なお、安倍は布マスクを着用しているが周囲の国務大臣は不織布マスクを着用している(2020年4月1日、総理大臣官邸にて)2020年の3月頃から新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が日でも大きな問題になると、マス

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  • 紺屋高尾 - Wikipedia

    紺屋高尾(こんやたかお、こうやたかお)は古典落語の演目。別題に駄染高尾(だぞめたかお)、かめのぞき[1]。浪曲の演目としても著名で、大正の浪曲師初代篠田実の浪曲レコード[2]は、当時異例となる人気を得た。また、これを題材として時代劇映画の題材ともなった。 項では類話の幾代、搗屋無間についても扱う。 横浜市南区真金町の遊郭に生まれた桂歌丸の得意演目として知られる。 あらすじ[編集] 神田紺屋町の染物屋吉兵衛の奉公人である久蔵は真面目一筋であり、26歳となった今でも遊び一つ知らない男だった。ある日、友人に連れられて出かけた吉原で花魁道中を見物し、そこで見た高尾太夫に惚れ込んでしまう。しかし、大名や大店の商家の主人を相手にする最高位の花魁である太夫では自分のような奉公人は門前払いだと聞き、絶望して恋煩いで寝込んでしまう。 話を聞いた吉兵衛は、お金さえ用意できれば俺が会わせてやると答える。久蔵

  • 非対称戦争 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "非対称戦争" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2020年1月) 非対称戦争(ひたいしょうせんそう、英語: asymmetric warfare)とは、戦争の形態のひとつで、両交戦者間の軍事力、あるいは戦略または戦術が大幅に異なる戦争。 概要[編集] その交戦様態が、正規軍同士ではない戦闘である点を特徴とし、相手と同じ戦術では勝利が困難な交戦集団が、相手にとって予想も対抗も困難な別の手段によって戦闘をしかけることで戦われる[1]。一般にはテロやゲリラ戦という言葉で認識される場合が多い[1]。このため、交戦集団の量的な意味での単

  • イノセンス - Wikipedia

    『イノセンス』(INNOCENCE)は、押井守監督による日の劇場用アニメ映画。2004年3月6日に全国東宝洋画系で公開された。押井が監督した1995年公開のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編にあたり、作は自身にとっても前作の公開から約9年ぶりとなるアニメ監督作品である。キャッチコピーは、糸井重里[3]の「イノセンス それは、いのち。」 2004年、第25回日SF大賞受賞。第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。日のアニメーション作品がカンヌのコンペ部門に選出されるのは史上初であり[4]、2017年現在も唯一のノミネート作品である。 第32回アニー賞長編アニメ作品賞ノミネート。 あらすじ[編集] 少佐こと草薙素子の失踪(前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のラスト)から3年後の西暦2032年。 巨大企

  • 佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争 - Wikipedia

    米空母エンタープライズ 佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争(させぼエンタープライズきこうそしとうそう)は、1968年1月にアメリカ海軍の原子力空母エンタープライズの寄港(米軍佐世保基地への入港)に対して発生した革新政党・団体・住民を中心とした反対運動のこと。一部では暴動も起こった[1]。エンプラ騒動やエンプラ事件ともいわれている。 事件の発端[編集] 1967年9月、アメリカ政府は日政府(佐藤栄作首相)に対して「原子力空母エンタープライズの寄港」の申し出を行い、佐藤内閣は11月2日に閣議決定した。 そして、翌年1968年1月19日、ミサイル巡洋艦トラクスタン(USS Truxtun, DLGN-35)とハルゼー(USS Halsey, DLG-23)を伴って佐世保港に入港した。 反代々木派学生らを中心とした寄港反対派は、この寄港を「佐世保港が、ベトナム戦争の出撃基地になる」と位置づけ、大

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  • ヒュパティア - Wikipedia

    ヒュパティア(古代ギリシャ語: Ὑπατία, ラテン文字転写: Hypatia, 350年から370年頃 - 415年3月)は、東ローマ時代のエジプトで活動したギリシャ系の数学者・天文学者・新プラトン主義哲学者。ハイパティアともヒパティアとも呼ばれる。 人物[編集] 『ヒュパティア』(チャールズ・ウィリアム・ミッチェル画) アレクサンドリアのテオンの娘として生まれ、新プラトン主義の創始者プロティノスと新プラトン主義のシリアでの分派の創設者イアンブリコスの2人の学統を継いだ。400年頃、アレクサンドリアの新プラトン主義哲学の学校長に就任し、プラトンやアリストテレスの思想について講義を行った。当時のヒュパティアとの書簡、例えば、シュネシオス[注 1]がヒュパティア宛に出した書簡が7通現存している。 ヒュパティアは様々な書物に対して註解を著した。後世の『スーダ辞典』によれば、ディオファントスが

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  • 庭園隠者 - Wikipedia

    18世紀末ドイツの装飾隠者を描いた絵画 装飾隠者または雇われ隠者[1](英語:Decorative hermit, Hired hermit)は、主に18世紀の富裕層の地所に作られた庵(en:Hermitage)や塔(フォリー)、岩屋(en:Grotto)、築山(rockery)に住まわされた隠者をいう。そのような隠者はドルイド僧のような服装で庭園に置物のように据え置かれ、そこで事などの世話をされ、助言を求められたり余興として眺められることもあった[2][3]。 歴史[編集] レスター大学のゴードン・キャンベル教授は、パオラ(イタリア)の聖フランチェスコ(英語版)がこの流行の始まりの一端だったと示唆する。フランチェスコは15世紀初期、彼の父の地所にある洞窟で隠者として生活した[2]。後に彼はフランス王シャルル8世に腹心の友、助言者として仕えた。その後、フランス中の公爵や貴族の地所では、敬

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  • 米英戦争 - Wikipedia

    この戦争が起こった背景にはいくつかの理由がある。 1.米英が奪い合おうとした土地が、そもそも古くからインディアンの住む土地であったことである。インディアン諸部族は自らの生存のために米英と闘わなければならなかった。 2. ヨーロッパでのナポレオン戦争中、アメリカ合衆国は中立を宣言するが、イギリス、フランスによる海上封鎖によって、アメリカは経済的大打撃を受けていたので、反英感情が高まっていた。またイギリスのアメリカ船に対する臨検活動も反英感情を強めた。 3. アメリカ国内において、入植白人はインディアンの土地を狙っていたが、激しく抵抗するインディアンたちの背後でイギリスが扇動していると考えていた。そのため反英感情が高まっており、根的な解決のためにはイギリスと戦争するしかないと考えられた。この戦争においてインディアン達はアメリカ人の侵略活動による西進を防ぐ為、イギリスと手を組んだ。 4. ナポ

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  • ロビー活動 - Wikipedia

    ロビー活動(ロビーかつどう、lobbying)とは、特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動である。ロビイング、ロビーイングともいう。 議会の議員、政府の構成員、公務員などが対象となる。 ロビー活動を行う私的人物・集団はロビイスト(lobbyist)と称される。また、政府と民間企業の出入りを繰り返すことを回転ドア(revolving door)と呼ぶ。 概要[編集] 多くの企業および企業団体、利益団体あるいは国家や政府は、自身の利益に沿った主張を広めるためにロビイストを雇っている。ロビイストの活動の重点は、政策のアドボカシーやリサーチ、アドバイスだけにとどまらず、実際に行動に移し、実現化することにある。ロビイストは、政治家とは異なり民間の立場からあらゆる利益を代弁することができるため、様々な形で柔軟に活動することができる。シンクタンクは政

  • 荒神 - Wikipedia

    荒神(あらがみ または こうじん)とは、日の民間信仰において、地域や台所の神として祀られる神格の一例。 概要[編集] 民俗学が報告する様々な習俗や信仰形態、地方伝承なども様々であり、極めて複雑な形成史であると考えられている。その多くは仏教の尊格としての像容を備えているが、偽経を除けば来の仏典には根拠がなく、核となったのは土着の信仰だったと思われる。現在では純粋に神道の神として説明されるケース(後述)もあるが、それらは江戸国学以降の思弁によって竈神を定めたものとされる場合もある。 名称[編集] 猛々しくも荒々しく、霊験あらたかな神の意として「あらがみ」と呼ぶ場合もあり、厨(くりや)を守護する「こうじん」とは異なる神として区別する場合もある。時に荒神を祀る社(やしろ)を荒神殿(こうじんでん)と称したり、そこで執り行われる鎮魂舞踊、または社ないし場自体を荒神神楽(あらがみかぐら)と呼ぶケース

  • Wikipedia:荒らされやすいページ - Wikipedia

    10.3Category:日アイドル(AKB48グループ・坂道シリーズ(乃木坂46・欅坂46)・ハロー!プロジェクトジャニーズ各系列を除く)

  • 久留島武彦 - Wikipedia

    久留島 武彦(くるしま たけひこ、1874年6月19日[1] - 1960年6月27日)は、日の児童文学者。 大分県玖珠郡森町(現・玖珠町)出身[1]。童謡『夕やけ小やけ』[2]の作詞者でもあり、中野忠八や忠八の弟で久留島の娘婿の久留島秀三郎らとともに日のボーイスカウト運動の基礎作りにも参画した[3]。運動の一環として訪れたアンデルセンの生地などでアンデルセンの復権を訴え、心を動かされたデンマークの人々から「日のアンデルセン」と呼ばれた[3]。出身地の玖珠町では、「くるしま童話名作選」をモチーフとしたクッキーが販売されている[4]。 来歴[編集] 村上水軍の末裔である来島通総の子孫で、森藩9代の藩主・久留島通容の孫でもある。父・久留島通寛(みちひろ)(森藩10代藩主・久留島通明の弟)、母・恵喜の長男として森町に生まれた[1]。 1887年、大分中学(現・大分県立大分上野丘高等学校)に

  • GALACTICA/ギャラクティカ - Wikipedia

    この項目では、リブート版シリーズについて説明しています。オリジナル版シリーズについては「宇宙空母ギャラクティカ」を、両シリーズに登場する架空の宇宙空母については「ギャラクティカ (宇宙空母ギャラクティカ)」をご覧ください。 『GALACTICA/ギャラクティカ』(原題:Battlestar Galactica)は、Sci Fiチャンネルがアメリカ合衆国にて2003年に放映したミニシリーズ、及び2004年から開始されたTVドラマシリーズである。同国で1978年に放映された同名のTVドラマシリーズ『宇宙空母ギャラクティカ』(うちゅうくうぼギャラクティカ、原題:Battlestar Galactica)のリブート作品[1]である。そのことから、1978年版を「オリジナルシリーズ」、2000年代版を「リブートシリーズ」と呼び大別されている。 概要[編集] 2003年12月、序章となるミニシリーズが

  • 多神教 - Wikipedia

    この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2011年1月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2011年1月) 出典検索?: "多神教" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL 多神教(たしんきょう、英: polytheism)は、神や超越者(信仰、儀礼、畏怖等の対象)が多数存在する宗教。 対義語に一柱の神のみを信仰する一神教がある。 特定の一神(主神)が最も高位にあると考え、主神を崇拝の中心とするものを、多神教的一神教と呼ぶことがある[1]。 概要[編集] 多くの神々が崇拝される。それゆえに同じ宗教の中での信仰形態も多様である。 多神教のうち現存するものとして[2]、

  • 八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故 - Wikipedia

    八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故(はちおうじししかいしフッかすいそさんごとふじこ)とは、1982年(昭和57年)に東京都八王子市で発生した医療事故で、歯科治療用のフッ化ナトリウム(NaF)と間違えて、歯科技工用かつ毒物のフッ化水素酸(HF)を歯に塗布された女児が死亡した。 概要[編集] 1982年(昭和57年)4月20日、八王子市内にある歯科医院において、虫歯予防のために来院していた女児が死亡する事故が起こった。来は「フッ化ナトリウム」を塗布するつもりであったが、誤って毒物である「フッ化水素酸」を塗布したことが原因であった。 事故後、当該歯科医師が業務上過失致死罪で在宅起訴され、1983年(昭和58年)2月24日、禁錮1年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。さらに、歯科医師とは責任を全面的に認め、慰謝料を支払うことで示談が成立した。 フッ化水素酸は工業用途としては非常に重要

  • 呪殺祈祷僧団 - Wikipedia

    呪殺祈祷僧団(じゅさつきとうそうだん)とは、以下の2つの団体のことを示す。以下ではいずれについても記載する。 日の僧侶が結成した、1970年代に四大公害病の原因企業への抗議のために結成された団体。正式名称は、「公害企業主呪殺祈祷僧団」。 福島第一原子力発電所事故の問題と安全保障法制への抗議を目的に、2015年に結成された団体。正式名称は、呪殺祈祷僧団四十七士(JKS47)。1の団体とは直接の繋がりはないが、その思想を継承したとして、「再結成」を自称している。 公害企業主呪殺祈祷僧団[編集] 1970年(昭和45年)9月、日の公害問題に対し、その原因となる汚染物質を垂れ流す工場や企業の経営者を、密教の呪術によって地獄に連行すると宣言して、まず、四日市ぜんそくの発生源となった加害企業の三重県四日市市の四日市コンビナートを訪れて、続いてイタイイタイ病の発生源となった岐阜県の神岡鉱山や、鉱毒汚

  • 庵野秀明 (小惑星) - Wikipedia

    庵野秀明(あんのひであき、9081 Hideakianno)は、太陽系の小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。愛媛県久万町(現久万高原町)の久万高原天体観測館で発見された。 命名[編集] テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の監督として著名な庵野秀明にちなんで、1999年に命名された。これは、発見者の中村彰正(久万高原天体観測館職員)が山口県立宇部高等学校にて庵野と同じ部に所属する友人であったことによるもので、庵野人の許諾を得た上で申請された[1]。 当初は姓の「Anno」で申請されたが、アンナ (265 Anna) と混同の恐れがあったので、名前を含めた「Hideakianno」が小惑星の名称となった[1]。 出典[編集]

  • 坂上田村麻呂黒人説 - Wikipedia

    菊池容斎の描いた坂上田村麻呂。19世紀に描かれたものであり、当然ネグロイドの特徴は見られない。 坂上田村麻呂黒人説(さかのうえのたむらまろこくじんせつ)は、平安時代の武官であり、征夷大将軍として蝦夷征討に功績を残した大納言坂上田村麻呂が黒人だったという風説である。遅くとも1911年には北米において発生していた。この説は説得力のある証拠を何一つ提示できなかったにもかかわらず[1]、おもに黒人の学者のなかで21世紀に至るまで引用されており、古代日におけるネグロイドの存在を証明するものとして考えられていた。 通説[編集] 『続日紀』延暦四年(785年)六月の条によれば、田村麻呂の父である坂上苅田麻呂は、自身の祖先である、東漢氏の祖・阿知使主について、後漢の霊帝の曾孫で、東方の国(日)に聖人君子がいると聞いたので帯方郡から「七姓民」とともにやってきたと述べたとある[2]。 黒人説の展開と受容

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  • 甲賀三郎 (伝説) - Wikipedia

    甲賀三郎(こうがさぶろう)は、長野県諏訪地方の伝説の主人公の名前。地底の国に迷いこみ彷徨い、後に地上に戻るも蛇体(または龍)となり諏訪の神になったなど、さまざまな伝説が残されている。近江を舞台にした伝説もある。 五代目市川三升(贈十代目團十郎)、『嫐』の甲賀三郎 概要[編集] 諏訪の龍蛇信仰[編集] 国史では諏訪大社に祀られている神は「建御名方神」と「八坂刀売神」という名前で登場しており、『古事記』や『先代旧事紀』ではこの建御名方神が建御雷神との力比べに敗れてしまう大国主神の次男として描かれている。諏訪では諏訪の神(建御名方神)を蛇(あるいは龍)とする伝承や民話は多く残っており、建御名方神を祀る諏訪大社上社の神事(中世まで行われた御室神事など)には龍蛇信仰の痕跡が見受けられる[1][2][3]。 伝説の成立[編集] 鎌倉時代には諏訪上社の大祝を務めた諏訪氏(神氏)が武士化して北条得宗家の

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  • 沈香 - Wikipedia

    沈香(じんこう、学名: Aquilaria agallocha、英語:agarwood)は、熱帯アジア原産ジンチョウゲ科ジンコウ属(英語版)の常緑高木。代表的な香木の一つ。 風雨や病気・害虫などによって木部を侵されたとき、その防御策としてダメージ部の内部に樹脂を分泌、蓄積する。それを乾燥させ、木部を削り取り香木として利用する。原木は、比重が0.4と非常に軽いが、樹脂が沈着することで比重が増し、水に沈むようになる。これが「沈香」の由来となっている。幹、花、葉ともに無香であるが、熱することで独特の芳香を放ち、同じ木から採取したものであっても微妙に香りが違うために、わずかな違いを利き分ける香道において、組香での利用に適している。 沈香は香りの種類、産地などを手がかりとして、いくつかの種類に分類される。その中で特に質の良いものは伽羅(きゃら)と呼ばれ、非常に貴重なものとして乱獲された事から、現在で