富山国際大は9日、学生6人が富山駅前で大量のチョコパイを無料配布し、騒動を起こしたとして、謝罪コメントを発表した。 発表では、同大の1~4年生の男子学生6人が5日夕、自身で購入したチョコパイ約1500個を富山駅前で無料配布した。インターネットを通じて事前告知していたため、現場には高校生らが殺到。駅近くの駐車場のフェンスが破損し、通報を受けた富山中央署員が駆けつける騒ぎになった。 同大が6日から始めた調査に対し、学生はフェンスが配布中に壊れたことなどを認め、弁償の意思や反省を示しているという。配布の動機は「喜んでもらいたかった」などと話しており、フェンスの管理会社には既に学生や同大職員が謝罪したという。今後、学生の処分も検討する方針。 同大は、中島恭一学長名の謝罪コメントで「学生の軽率な行為で多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。事態を真摯(しんし)に受け止め、指導を徹底する」とした