私たちは、いつまで「ステイホーム」を続ければいいのか―― 毎日、発表される新規の感染者数に一喜一憂している人も多いのではないだろうか。 5月6日が期限となっている緊急事態宣言。政府は、対象地域を全国としたまま、1か月程度延長する方向で調整を進めている。 では、どうなれば「解除」できるのか。判断のポイントを、ズバリと聞いた。 (安藤和馬) 鍵となる3つの指標 専門家会議によると、ポイントとなる指標は大きく3つだ。 ①感染状況 ②行動変容 ③医療体制 専門家会議は、この3つを分析しながら、総合的に評価することにしている。 解除のポイント①感染状況 感染状況には、いくつかの注目する数値がある。 ▽新規感染者数、▽累計感染者数、▽倍化時間、▽感染経路が分からない割合、▽実効再生産数などだ。 ●ポイント①-1:新規感染者数 「新規感染者数」は国や自治体が毎日発表している。(まとめたサイトはこちら)