森友交渉記録「故意に隠した」 国に33万円賠償命令―大阪地裁 2020年06月25日19時20分 森友学園への国有地売却交渉記録の開示をめぐる訴訟の判決後、記者会見する上脇博之・神戸学院大教授(左)ら=25日午後、大阪市北区 学校法人森友学園に国有地が格安で売却された問題をめぐり、近畿財務局と学園側の交渉記録などの開示を約2年遅らせたのは違法だとして、上脇博之・神戸学院大教授が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は25日、33万円の支払いを命じた。 「森友」調査求め、35万人署名 自殺職員の妻呼び掛け 松永栄治裁判長(山地修裁判長代読)は、保有していた行政文書を近畿財務局長が意図的に存在しないものとして扱ったと判断。「国家賠償法上の故意の違法行為で、内容や態様は相当に悪質」と指摘した。 また、速やかに文書を開示すべきだったのに対応せず、訴えの却下を求めたなどとして「応訴