ブックマーク / karapaia.com (21)

  • 夜道を歩く時、男女で見ている場所が異なることが判明

    夜の見え方は、女性と男性とでは違って見えているようだ。米ブリガムヤング大学の研究では、暗い夜道、注目して見ている場所が男女で異なることが判明した。 実験では、暗がりを歩く女性が常に周囲に気を配っていることが、視覚的にはっきりと示されている。一方で、男性が見ているのは主に歩く先だ。 この研究を率いたロビー・チェイニー教授は、この結果は「歩いている人が何を考え、何を感じ、何に注意を向けているかを表しています」と、プレスリリースで語る。 「違いがあるだろうとは予想していましたが、これほど対照的だとは予想外です。当に印象的なビジュアルです」 夜道のどこを見ているのか?男女で違いはあるのか? およそ600人(うち女性56%、男性44%)が参加した実験では、被験者に16枚の画像をみてもらい、自分がそこを歩いているつもりになって、気になるところをクリックするよう指示された。 研究者らは参加者の視線がど

    夜道を歩く時、男女で見ている場所が異なることが判明
  • ソ連が領海侵犯していると思い込んで15年、実はニシンのオナラだった(スウェーデン)

    1981年、ソ連海軍のバルチック艦隊に所属していたウィスキー級潜水艦(U-137)がスウェーデンの領海内で座礁した。これは「ウィスキー・オン・ザ・ロック事件」と呼ばれ両国政府間の大きな政治的問題になった。 ソ連側は不可抗力でスウェーデン海域に流されたと主張。だが、スウェーデン側は、ソ連が意図的に侵入したと考えた。スウェーデンの調査でソ連の潜水艦が核武装している可能性が示唆されたからだ。 その後何年もスウェーデンはソ連への警戒を解かなかった。領海からは不可解な水中の信号や音声が続いており、ソ連の潜水艦が潜んでいる疑惑が払しょくできなかったのだ。 事実ロシアとスウェーデンは一触即発の状態となったが、実はその原因は、意外なものにあった。 ソ連の領海侵犯疑惑 領海内で座礁したソ連の潜水艦U-137に対し、スウェーデン国防調査局がガンマ線分光器を使って、秘かに放射線物質の測定を行ったところ、艦内にウ

    ソ連が領海侵犯していると思い込んで15年、実はニシンのオナラだった(スウェーデン)
  • 「猫に夫を奪われました」そう語る妻の嘆きを証拠写真と共にご覧ください

    「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」そんな都市伝説が流行ったのは十年以上も前だが、今回のケースは実話であり、現在進行中の話である。 「に夫を奪われました」そう語るのはタイ在住のFacebookユーザー、ナスリンさんだ。は片時も離れず夫に寄り添い、近づこうものなら鋭い眼光を飛ばしてくる為、であるナスリンさんのポジションが危ぶまれる状態なのだという。 その様子が分かる写真をFacebookでシェアしたところ、大反響を呼んだ。ちなみにそのはオスである。 片時も離れない。夫にメロメロなジャービス タイに住む、ナスリン・ハミさんは夫婦で暮らしており、スコティッシュフォールドのジャービス(6歳)という名のを飼っている。 ジャービスはとにかくナスリンさんの夫に夢中で、夫に捧げる愛情は海よりも深く、その密着っぷりは相当なもので、たいていの人がジャービスをメスだと思ってしまうそうだが

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  • 動物保護施設が寄付者にペットの似顔絵を提供。その似顔絵がいい味ですぎて希望者殺到(アメリカ)

    ボランティアによって運営されている非営利団体の動物保護施設は、心ある人々からの寄付で成り立っている。一人でも多くの人に浸透するよう、工夫を凝らした寄付集めが行われているが、アメリカのウィスコンシン動物愛護協会は、ちょっぴりユニークな方法で寄付集めを考えた。 寄付してくれる人に、ペットの似顔絵を描いてそれを提供するというものだ。 絵をかくのはもちろん施設のスタッフである。プロの画家ではない。更にうまい人もいればそうでもない人もいる。だがどれも彼らの描く絵は味があって温かみがあり、これが大うけ。 予想以上にリクエストが殺到し、1日で打ち切りとなったようだ。 寄付してくれた人にペットの肖像画をオファー ウィスコンシン州にあるウィスコンシン動物愛護協会『Wisconsin Humane Society』は、2月25日にFacebookに次のような告知を出した。 協会に15ドル(約1600円)を寄付

    動物保護施設が寄付者にペットの似顔絵を提供。その似顔絵がいい味ですぎて希望者殺到(アメリカ)
  • 真剣に国際政治について語っている最中の出来事だった。生放送中に第一、第二の刺客が! : カラパイア

    BBCワールドニュースを生放送中の出来事だ。番組では韓国の朴槿恵大統領の問題に関して、専門家であるロバート・ケリー教授の自宅に中継をつなげて話を聞いていた。 その最中の出来事である。ケリー教授のお子さんが中継がつながっている部屋に突入してきたのだ。だが事態はそれだけでは終わらなかった。

    真剣に国際政治について語っている最中の出来事だった。生放送中に第一、第二の刺客が! : カラパイア
  • やむにやまれぬ事情で講義に赤ちゃんを連れていった女性に対して、マッチョな大学教授がとった行動が神がかっていた(アメリカ)

    そう、その教授は泣き出した赤ちゃんを筋肉隆々の腕に抱きかかえながら平然と1時間の授業を続けたのである。これは、アメリカ、テキサス州ウェイコのベイラー大学でのひとこまである。 クラスの女子学生が連れてきた生後4ヶ月の赤ちゃんを当たり前のように抱いたまま講義を続けたのは、マッチョ教授として知られる、バイオケミカル学の教授、ダリン・ウィロビー氏である。 Baylor professor comforts student’s baby during lecture 全日制の学生であるケイティ・ハンフリー(33)はこの日、大学に行くためにあらかじめベビーシッターを頼んでおいたのだが、その女性が急きょ病気になり、直前にこられないとの連絡が入った。 単位を取得するため、どうしてもウィロビー教授の講義に出なければならなかったケイティは、娘を一緒に連れていくことに。車に娘を乗せ、テキサス州サラドから車で一時

    やむにやまれぬ事情で講義に赤ちゃんを連れていった女性に対して、マッチョな大学教授がとった行動が神がかっていた(アメリカ)
    helioterrorism
    helioterrorism 2016/04/03
    マッチョ(物理)
  • トラの餌として敷地内に入れられるもトラに仲間認定されたヤギ(ロシア)

    ロシア、シベリアにある極東サファリパークでは希少なアムールトラが飼育されている。ある日のこと餌として敷地内に1頭の黒ヤギが放置された。ここでは週に2度ほど、生きたまま動物を放ち、捕させることを習慣としている。ウサギとヤギが大好物だというアムールトラ、このまま黒ヤギもおいしいごはんとなるかと思いきや・・・ なんだか大親友になっちゃって、仲良くお散歩したり、一緒に座ってくつろいだり、同じベッドで眠ったりしちゃったというから驚きだ。 Russian tiger befriends brave goat instead of eating it 最初黒ヤギを敷地内に入れたとき、通常ならば逃げ回るものの、この黒ヤギはまったく動じなかった。それどころかトラに向かって角で攻撃をしかけて追いまわしたという。この行為で、トラも黒ヤギを餌として認識しなくなったのかもしれない。あるいはただの気まぐれだったのか

    トラの餌として敷地内に入れられるもトラに仲間認定されたヤギ(ロシア)
  • 我々の思っているイメージとは異なる、現代のテロリズムに関する意外な5つの事実 : カラパイア

    11月13日、パリで忘れることのできない悲劇が発生した。 ギャラップ社の世論調査によれば、アメリカ人の半数がテロ攻撃を強く懸念しており、また3分の1近くが政府はテロの脅威から市民の安全を守れないと考えているそうだ。事実、ニュースで過激派の話題が尽きることはない。 それでも、テロリズムに対する私達のイメージは必ずしも正確とは限らない。ここでは意外と思われる現代テロリズムにおける5つの事実を見ていくことにしよう。

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  • 手のひらに黒の点をつけることで家庭内暴力に気が付いてもらう。「ブラックドットキャンペーン」 : カラパイア

    これまでは恐怖から助けを求めることすらできなかった被害者たちを支援するべく静かなる運動が始まっている。 「ブラックドットキャンペーン」と呼ばれるこの静かな運動は、ドメスティック・バイオレンス(DV:家庭内暴力)の被害者が、あえて声をあげなくても助けを求めることができるものだ。 被害者自身が、手のひらに簡単な黒い点をつけるだけ。助けてくれるかもしれない人に無言で被害にあっていることを訴えることができる。

    手のひらに黒の点をつけることで家庭内暴力に気が付いてもらう。「ブラックドットキャンペーン」 : カラパイア
  • 午前10時前の就業開始は拷問に等しく、従業員を病気にする(英研究) : カラパイア

    英オックスフォード大学の研究者によれば、午前10時前の就業を強制することは拷問に等しく、従業員の体調不良や疲労、あるいはストレスの原因になるそうだ。 55歳以下の成人の概日リズムは、一般的な9〜17時という就業時間とはまるで一致していない。このために、従業員のパフォーマンス、気分、精神衛生に対する「深刻な脅威」となる。 ポール・ケリー博士は、人間の自然な体内時計に合わせて、職場や学校などの開始時間を抜的に変化させる必要があると主張している。

    午前10時前の就業開始は拷問に等しく、従業員を病気にする(英研究) : カラパイア
  • 第一次世界大戦の影響で汚染された、知られざる立ち入り禁止地域。フランス「ゾーン・ルージュ(レッドゾーン)」

    第一次世界大戦の影響で汚染された、知られざる立ち入り禁止地域。フランス「ゾーン・ルージュ(レッドゾーン)」 記事の文にスキップ フランスとその風光明媚な田舎の風景を思い浮かべるとき、絵のような村や広大なブドウ畑、夏にうねった道をご機嫌なドライブのできる、どこまでも続く緑の丘などを想像するかもしれない。しかし、こんな美しい風景の片隅に、1世紀近くも人の立ち入りが禁止された、ゾーンルージュ(レッドゾーン)がある。 現在でも、パリとほぼ同じ広さの100平方キロ近くが、一般の立ち入りや農地利用を法律で厳しく制限されている。その理由は、いまだに世界大戦の戦場跡に残る、おびただしい数の遺骸や不発弾が回収しきれていないからだ。 第一次大戦後、途方もない数の不発弾や人間や動物の遺骸の回収が追いつかず、フランス政府は該当地区の住民の強制的な移転を決め、立ち入り禁止区域にした。地図上からまるごと抹消された村

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  • 果物を食べるとどんどんお腹がすいてくる。果糖が食欲の引き金となることが判明(米研究)

    果物と野菜は毎日5種類以上はべるようにしましょう。というように、果物や野菜は体に良いとされる風潮がある。だが、体重を落としたい人にとって、果物はある意味魔物なのかもしれない。 米、南カリフォルニア大学ケック医学部の科学者らが行った最新の研究によると、果物やハチミツ、あるいは一部の炭酸飲料に含まれる糖分は、口にした者に空腹感を与え、美味しいものをべたいという欲の引き金となるという。欲のトリガーをがっつり引いてしまうのである。 研究では、糖分が脳の報酬系や欲に与える影響が調査された。焦点を当てたのは、ブドウ糖と果糖という2種類の糖分に対する脳と身体の反応である。 ブドウ糖は、ほぼすべての炭水化物に含まれるもので、脳をはじめとする人体のあらゆる細胞の燃料となる。 対する果糖は、果物や野菜に含まれ、主に肝臓で代謝される。また、ハチミツ、サラダドレッシング、さらにアメリカ国内では炭酸飲料の

    果物を食べるとどんどんお腹がすいてくる。果糖が食欲の引き金となることが判明(米研究)
  • ゴミ屋敷で育った兄妹が母親の死をきっかけに20年ぶりに家に戻った。

    ジェフ・ジョンソンとジェニファー・マクシアは、物をため込んで捨てられない「片付けられない症候群」の母親のもとで育った。そんな状況にいたたまれなくなった兄妹は家を出た。 家を出てから20年、その母親が亡くなり、家は彼らのものになった。ふたりの兄妹は再び実家を訪ねた。わかりきったことであるが、やはり家はゴミ屋敷となっていた。 ジェフが17歳までこの家にいたが、家の中には文字通り居場所がなかった。彼がまだ幼い頃から母親は物をため込むようになり、ゴミを捨てたり、きちんと整頓するということを一切しなくなった。 1995年、高校を卒業した年にジェフはたまりかねて家を出た。それから20年がたち、ジェフと妹のジェニファーは、ネブラスカ州オハマの実家に足を踏み入れたが、状況はなにも変わっていなかった。 37歳になったジェフは、この20年の間に母親を訪ねたことはあったが、母親を迎えにきただけで家の中には入らな

    ゴミ屋敷で育った兄妹が母親の死をきっかけに20年ぶりに家に戻った。
  • 世界でもっとも物悲しい仕事として海外で報じられている「日本の特殊清掃業者」(閲覧注意)

    「世界で最も悲哀に満ちた仕事」 として海外サイトで特集されていたのは、日のものだった。高齢化社会が進んでいる日では、孤独死で亡くなる人は年間約3万人とも言われている。2015年のひとり暮らし高齢者は約600万人とも言われており、公営住宅 4分の1が単身高齢者である。 特に隣家との接触のない都市部などは、誰からも看取られることなくひっそりと亡くなり、死後数日から数ヶ月(長いケースでは1年以上という事例もある)経って発見されるケースが多い。 そんな孤独死した人の部屋を片付け、遺品処理を行うのが、「特殊清掃業者」と呼ばれる専門の業者である。腐乱した遺体は警官がすでに搬送した後であるが、汚れたままの洗い物、未開封の郵便物、数年前のカレンダーなど、主人のいなくなった部屋には生活の痕跡が生々しく残されたままだ。 今年3月、東京の下町にあるアパートで85歳の老人の遺体が発見された。死後1ヶ月は経過し

    世界でもっとも物悲しい仕事として海外で報じられている「日本の特殊清掃業者」(閲覧注意)
  • 「悲しい映画を見ると太る」 は本当だった。その理由が判明(米研究)

    悲しい映画を観るときは、手元におやつを置かないようにしよう。悲しい映画を観ると、楽しい映画のときよりも55パーセントも多くべ物を口にすることが判明したからだ。 米コーネル大学のブライアン・ワンシンク教授らは、被験者にライアン・オニールとアリ・マッグローの涙なしには観られない恋愛映画『ある愛の詩』か、笑える『メラニーは行く!』を鑑賞してもらい、その間、様々なスナック菓子を提供した。 その結果、『ある愛の詩』を観たグループが涙を拭った後に判明したのは、36パーセント多くポップコーンをべていたことが判明した。 2番目の実験では、映画館の床とゴミ箱の中からポップコーンの箱を回収し、どの映画で空箱が多かったのか確認した。するとジョージ・クルーニーの感傷的な『ソラリス』では、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』で大笑いした観客よりも55パーセント多くのポップコーンが消費されていた。 この画像を

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  • この宇宙が仮想現実である10の根拠

    ”物理的実在論”とは、我々の目の前にある物理世界が現実であり、それ単体で存在しているという考え方だ。大抵の人なら、これは自ずから明らかだと考えるだろうが、実は物理的実在論では物理上の事実を扱えないことがままある。前世紀の間に物理学がブチ当たったパラドックスは現代においても解決されないままであり、ひも理論や超対称性といった有望な理論であっても突破口は見えていない。 それとは対照的に、”量子的実在論”ならそのパラドックスを説明できる。量子もつれや重なり、ある点で崩壊する量子波は物理的にあり得ない現象だ。そのため、歴史上初めて存在しないものに関する理論が存在するものを予測するという事態が発生した。だが非現実が現実を予測するとは如何なることなのだろうか? 量子的実在論とは物理的実在論のまったく逆の考え方だ。すなわち量子的世界こそが現実であり、仮想現実としての物理世界を生み出していると解釈する。量子

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  • 量産化希望。折るから飛ばすまで全自動。紙飛行機シューティングマシーン

    これを武器にオフィスで悪上司らと戦いたい。そんな脳内妄想戦争を呼び起こしてくれそうなのが、この全自動紙飛行機シューティングマシーンである。 紙を挿入するだけで、あとはこのマシーンが自動的に折ってくれて飛ばしてくれるまでをやってくれちゃうのだ。 Paper Airplane Machine Gun / Papierflieger-Maschinenpistole 開発者であるこの男性、ただただいたずら目的の為に3Dプリンターを使ってこのマシーンを世に生み出したそうである。子どもの心、失ってないな、まったく。 紙を挿入したら この画像を大きなサイズで見る あとはびゅんっと飛ばしてくれはる この画像を大きなサイズで見る ひゅるひゅるという機械音がちょっと気になるところだが、これが量産化されたら3000円以内だったら買ってもいいかも。

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  • スタントダブルの科学。大画面でもスタントマンを絶対に見分けることができない理由(米研究)

    スタントダブルとは役者に代わって、危険なシーンをこなす替え玉のことだ。彼らは多くの映画で活躍しているにも関わらず、観客がそれに気付くことは絶対にない。これはどうやら脳が我々を騙していることが原因のようだ。 人間の視覚には連続性がある カリフォルニア大学バークレー校のデビッド・ウィットニー教授が、コンピューターの画面に類似した人間の顔を映し出し、それを被験者に見てもらうという実験を実施した。 最初の6秒間は「ターゲット顔」を1秒間隔で点滅表示し、その後は被験者がマウスをクリックすることで別の顔へ連続的にモーフィングさせる。被験者はターゲット顔に一致すると思われる顔が表示されるまでクリックを続けるよう指示されている。 すると被験者が選んだ顔は常に10秒前までに見た顔の特徴を持っていた。 研究者によれば、この現象は人間の視覚が連続性を重視していることを示しており、我々に安定感、既知感、連続感をも

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  • 睡眠不足で記憶が書き換えられ、偽の記憶が生み出される傾向があることが判明(米研究)

    睡眠不足は身体に様々な悪影響を及ぼすことは知られていたが、どうやら記憶すら書き換えられてしまうこともあるそうだ。米カリフォルニア大学の研究チームが行った最新の研究によると、睡眠不足によって、偽の記憶が作り出される傾向が高くなるという。 心理学者のスティーヴン・J・フレンダ氏率いる研究チームは、睡眠時間5時間以下の被験者と睡眠が8時間前後の被験者に盗みなど”犯罪”が行われている写真を見てもらってから、その写真について書かれた誤った情報を読んでもらった。その結果、睡眠不足の人たちは、睡眠が足りている人たちよりも、詳かい部分の記憶が間違っていることが多かったという。覚えていないというわけではなく偽の記憶に書き換わっているのだ。 この結果から、睡眠不足により認識機能が妨げられると言えるが、睡眠と記憶の間にはギャップがある。よく眠れなかったときはたいてい、知覚や記憶がぼんやりと曖昧になることが多いが

    睡眠不足で記憶が書き換えられ、偽の記憶が生み出される傾向があることが判明(米研究)
  • ネガティブ思考の人は「前向きに」と言われるほど更にネガティブに陥ることが判明(米研究)

    困難に直面した時に、前向きに考えられるか、悲観的になってしまうかは、生まれつき持った脳の思考回路で決定づけられていることが、米ミシガン州立大学の心理学者による新しい研究でわかった。 更に悲観的な人は「前向きに考えて。」と言われれば言われるほど自己矛盾に陥り、脳内の感情をつかさどる部分が活性化してしまうという。 研究ではまず、71人の女性被験者を対象に、各被験者がポジティブ(楽観)思考なのかネガティブ(悲観)思考なのかを自己申告してもらう事前調査が行われた。その後被験者に「覆面をした男が女性の喉にナイフを突きつけている」といった困難に直面した場面の映像を見てもらい、それについて楽観的な解釈をするように指示を与えた。 この画像を大きなサイズで見る その間被験者の脳はスキャンされ、特殊なマーカーを使って血流動態反応が調べられた。その結果、自分を楽観思考だと回答していた人の脳の血流動態反応は、悲観

    ネガティブ思考の人は「前向きに」と言われるほど更にネガティブに陥ることが判明(米研究)