【台北=山本勲】台湾の馬英九総統は18日、台北市内の総統府で、産経新聞の片山雅文・東京本社編集局長と会見し、中国の急軍拡などで緊張の度を増す東アジア情勢に触れて、「日米同盟が東アジアの平和と安定の基礎だ」と強調した。 馬総統は、中国との間で自由貿易協定(FTA)に相当する経済協力枠組み協定(ECFA)を6月に締結するなど経済中心の協力を拡大する一方で、「大陸(中国)の軍拡に変化は見られず、国防については警戒心を緩めていない」とも述べ、「米国から引き続き武器を購入するなどして米台の軍事協力を維持する」考えを表明した。 さらに、「安保条約に基づく日米同盟関係支持」の姿勢を再確認。鳩山由紀夫・民主党前政権発足を機に悪化した日米関係が、菅直人首相の下で修復に向かうことへの期待を表明した。 日台間では、一昨年5月の馬政権発足後間もなく、尖閣諸島(中国語名、釣魚島)近海で起きた日本の巡視船と台湾の遊漁
外相会談発表、フライング?=日本の要請で訂正−米国務省 外相会談発表、フライング?=日本の要請で訂正−米国務省 【ワシントン時事】米国務省は31日、クリントン国務長官が11月6日午前(日本時間7日未明)に国務省で岡田克也外相と会談すると一時発表した。しかし、日本側が会談の時間をめぐってなお調整中だとして訂正を求め、国務省はこの予定を取り消した。 岡田外相は、オバマ大統領の訪日を控え、懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関して協議するため、訪米を打診。クリントン長官と6日に会談する方向で調整を進めているが、最終決定の前に国務省が「フライング」で発表したとみられる。 国務省は日本側の要請を受け、クリントン長官の行事日程の中で明らかにしていた6日の日米外相会談を削除。国務省当局者は「変更の理由は分からない。日本の外務省に聞いてほしい」と話している。 (2009/11/01-13
米国務省は10月31日、クリントン米国務長官が11月6日(日本時間同7日)に国務省で岡田克也外相と会談すると発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、米政府は11月12日のオバマ大統領初訪日までの決着を日本側に迫っており、岡田氏は自らが模索する米軍嘉手納基地(嘉手納町など)への統合案などについてクリントン氏と協議する見通し。 岡田氏は、クリントン氏との会談でひざ詰め談判し、年内決着を目指す考えを説明して米側の理解獲得を狙う一方、嘉手納案の可能性を探りたい意向だ。 また、オバマ米政権が重視するアフガニスタン支援をめぐり、日本の民生面でのアフガン支援強化についても話し合うとみられる。 当初、岡田氏側は11月1日の日米外相会談実施を目指したが、米側が日本政府の方針が定まらないままでの会談に難色を示したことや、クリントン氏の中東やモロッコ訪問などと日程が重なるなどしたために断念。6日
大相撲は、大の里の初優勝で終わった。日本古来の「神技」である大相撲が、本来あすべき姿に戻りつつあるのを感じたのは私だけではななかったろう。見ているものに感動と力強さを与える大の里の姿に、大方の日本人は唸ったのではないか? 今までは土俵に「神が宿っていること」を忘れていたのである。大の里関、おめでとう! 今朝の新聞記事でもう一つ感動したことがある。 戦時中、我が国を爆撃しに来た「米軍のB29が撃墜され、副操縦士であった米軍中尉が落下傘降下したものの捉えられ、渋谷の捕虜収容所に週案中、皮肉なことに米軍の空襲で焼死したが、父の顔を知らない娘(ドナさん)が来訪して、父と再会?したというのである。 慰霊式で父親らの写真を見つめるドナさん(左)と井出さん(右)=富士宮市で© 東京新聞 提供 記事には【太平洋戦争中の1945(昭和20)年1月、静岡県内上空で、米軍の爆撃機B29「ウェアウルフ」号が日本軍
昨日、参議院代表質問において、鳩山総理は「日米同盟のあり方全般について包括的なレビュー(再検討)を新政権として行ないたい」と答えた。不用意な危険な発言だ。 日本が、他の主要国に比して極めて低い防衛費であることは、日米同盟のおかげだ。米国の核の下にいて、在日アメリカ軍との一体運用で、日本の安全を確保しているのだ。 戦略的に一番警戒しなくてはいけないのは、中国の対外膨張主義だ。中国は長期的方針に基づいて着々と周辺国と周辺地域に影響を発揮してきている。外交、経済、文化、人口圧力等着々だ。特に軍事費は過去10年間で4.7倍だ。2020年には原子力空母も備えるという。 鳩山総理は中国の脅威をどのようにとらえているのだろうか。日米同盟の包括的な見直しは誰の利益になるのか。
中露スパイ活動に対する注意事項からの引用を続ける。まずは、両国諜報機関が篭絡(ろうらく)を試みる「ターゲット」に対するアプローチの違いから見てみよう。 (ロシア用注意事項から引用) 入国直後から、訪問者は政府職員、取引先、観光ガイド、ホテル従業員など多くの人々によりモニターされている。訪問者自身の意思で訪れた場所で、偶然英語を喋るロシアの一般人に運良く出会えたと思っても、それは決して偶然ではないかもしれない。 ロシア公安当局(FSB)は高性能の監視機器を駆使する。主要ホテルの一部の部屋では電話盗聴や赤外線カメラを含む写真撮影が可能だが、FSBは訪問者をその部屋に宿泊させることができる。また、必要に応じレストラン内や自動車内で盗聴を行うこともある。 (中国用注意事項から引用) 「中国の友人」というエージェントを獲得する手法は実に巧妙かつ長期的である。中国人は訪問者の中国の歴史と文化に対する興
【ワシントン=有元隆志】モレル米国防総省報道官は29日の記者会見で、岡田克也外相が検討を表明している米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案について、「運用上機能しない」と述べ、米政府として受け入れられないとの立場を強調した。 同報道官は「(嘉手納基地で)空軍と海兵隊の運用を一つにすることはできない。普天間飛行場の代替施設として適切ではない」と語った。そのうえで、普天間飛行場の移設先として日米が合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)について「唯一代替施設として機能する」と明言した。 一方、同報道官は韓国がアフガニスタンに約300人を派兵する方針を固めたことに歓迎の意向を表明した。さらに、「日本は世界第2位の経済大国であり、韓国は15位だ。力と富を持った国にはアフガンでの国際的な活動に貢献する責務がある」と述べ、部隊や地方復興チーム(
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