東浩紀がでていた朝生をみました。 最初に全体的な感想ですが、いままで東浩紀の直接民主制論はあまりリアリティをかんじていなかったけれど、なぜか、かれがいつもと違った論者のまえで「語っている」姿をみたとき、もしかしたらありえるかもしれない、という気分にさせてくれました。 さて、まずいっておきたいのは、「東浩紀がぶちあげた未来論はおもしろいし必要だが、それは若者論とはずれる。若者論はそれはそれで必要だ」というタイプの批判が、今後現れるだろうということです。それについては、「いま若者が壊滅的だからこそ、若者について語ってはいけない状況にあるかもしれない」可能性、「若者についてふられたら制度のはなしをかえさなくてはならない」可能性について、つねに留意する必要がある、ということを東浩紀からメッセージとしてうけとったらいいのではないか、ということを考えました。つまり、僕も若者論の"まえに"制度のはな