横浜市鶴見区で8月31日、走行中の市営バスの後部に人がつかまって乗っていたことが分かった。市交通局が2日、発表した。鶴見署が、道交法違反(道路での禁止行為)などの疑いもあるとみて調べている。 市などによると、31日午前11時10分ごろ、横浜市鶴見区岸谷1丁目を走行中のバスの運転手(47)がバックミラーで、後部に人が乗っていることに気付いた。通行人からも110番通報があり、駆けつけた警察官が、運転手と一緒に近くにいた少年(17)に事情を聴くと、「バスの後ろにつかまっている人がいたので、自分もまねて止まっていた時に乗った」などと話したという。 バスの運行に数分の遅れが出た。交通局は「重大事故につながりかねない。こうした行為には法的措置も含め、厳正に対処する」としている。 一方、インターネットでは、問題の場面とみられるバスの後部バンパーの上に足をのせ、清掃時に使う取っ手につかまって乗る人物