大関真之 情報学研究科助教、山中祥五 工学部4回生らの研究グループは、教員が経験的にカンニングの存在を検出するメカニズムを機械学習の手法に取り込むことで、答案の正誤内容から自動的にカンニングの検出をする技術を開発することに成功しました。 本研究成果は、日本物理学会が刊行する月刊誌「Journal of Physical Society of Japan」誌のオンライン版に1月8日付けにて公開され、紙面版に1月15日に公開されました。 工学部情報学科3回生「数値計算演習」にて、開始時に「カンニング検出のアイデアが今僕の頭の中にある。その実現を最終課題にする。だからカンニングをすることは避けた方が良い」とコメントしたところ、その課題にさまざまな工夫を凝らして試してくれた学生がいました。それが山中くんであり、今回の研究の立役者です。工学部情報学科の演習実験では学部生でも研究レベルの内容を学習する