中村 友宣 (2007年度卒業) "複数センサを用いた移動経路上の利用者コンテキスト認識機構の研究開発", 大阪大学大学院 修士学位論文, Feb. 2008. (論文概要) 科学技術が進歩し小型で高性能な携帯端末が普及するにつれて,人々の日常的な移動時間の過ごし方が変化してきている.例えば街中を歩きながら音楽プレイヤを用いてヘッドホンから流れる曲を聴いたり,乗り物の中で座りながら映像プレイヤを用いて動画を観賞したりする姿がよく見られる.中でも,そうした携帯機器を用いて移動中に語学コンテンツなどの学習をすることは毎日の限られた時間を自己の能力向上に利用する有効な方法であり,毎日繰り返すことで学習効果が高まるため多くの人が実践している.しかし,例えば音声のみの設問と映像のある設問の2 種類がある外国語の聴解力テストを学習する場合に,何も考えずに回答していると映像のある設問だけが残り,歩