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ブックマーク / vec2ras.hatenadiary.org (11)

  • 基盤地図情報(標高)をGDALやGRASSで使いたい - 地図はたいへん

    基盤地図情報(標高)のDEMは、XMLで記述されています。記録や流通の理念としては良いのでしょうが、実務レベルではちょっと厄介です。でかいし。特にDEMの場合は、対応するアプリケーションも少なめです。 具体的に困っている人がいたので、知っていることを記しておきます。他にも方法は沢山ありますが、このあたりが手軽かと。 ARC/INFO ASCII GRID形式にする 単純な書式のテキストファイル*1なので、Perlとかで簡単に処理できます。拡張子はGRD通常".asc"になります。書式はhttp://docs.codehaus.org/display/GEOTOOLS/ArcInfo+ASCII+Grid+formatに出ていますが、それでは身も蓋も無いので、5mメッシュを例に少し説明します。 ヘッダー部は次の通りです。 ncols 225 #X軸のピクセル数 nrows 150 #Y軸のピ

    基盤地図情報(標高)をGDALやGRASSで使いたい - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2013/05/13
    「ARC/INFO ASCII GRID形式にする」
  • タウンネームという愛称 - 地図はたいへん

    近年までJR総武線津田沼駅南口には広く畑が残されていたが、現在は区画整理事業が進行中である。 以前に「農業公園」を造成する噂を聞いたが、宅地と商業施設が中心になったようだ。分譲住宅は津田沼駅徒歩圏とあって大変な人気らしい。実際、各方面から長らく注目されていた土地だった。 JR津田沼駅南口地区の土地区画整理事業について(習志野市ホームページ) その新たに誕生する「街」の愛称を [twitter:@ecua] さんにを教えてもらった。なんと「奏の杜」になるそうで。しかも住居表示も検討中らしい。馴染みがある、思い出深い津田沼駅周辺。あの広大な畑が「かなでのもり」に…… 人・まち・緑のシンフォニー 奏の杜 やや衝撃を受けたので絵を作ってしまいました。といってもデータ入手含めて10〜20分で出来るものですが。 明治初期の地図、国土地理院所蔵の「第一軍管区地方2万分1迅速測図原図(通称:迅速図、迅速測

    タウンネームという愛称 - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2012/06/07
    「迅速測図に用途計画図と鉄道を載せた」
  • 「ぼくサッチー」が出現する社会 - 地図はたいへん

    経済産業省の政策。 「地理空間情報サービス産業の将来ビジョン」及び「G空間情報化プロジェクト」の公表について http://www.meti.go.jp/press/20080703007/20080703007.html ビジネスという観点で事を見る経済産業省。現実的だし具体的。研究会は座長を始め、そうそうたるメンバーで構成されている。報告書は全文読んだほうがいいよ。 2013年までに次の前提条件をクリヤすると、 地理空間情報が流通する基盤の整備 生活や産業における利用の高度化 測位衛星等からの位置情報を有効に活用できる環境の整備 こんな社会が実現するそうだ。 誰もが地理空間情報を利用できる社会に 地理空間情報が課題解決に役立つと評価される社会に 地理空間情報に安心感や親しみ、楽しさを感じられる社会に 現行の技術だけでもかなり実現できる。「技術進歩しても日常は変わらない」が表現された傑作

    「ぼくサッチー」が出現する社会 - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2012/04/12
    「もう「地図」でいいと思う。わかりやすいし。なぜか業界人はGISと言いたがる。」
  • 基本図のデザイン - 地図はたいへん

    あらら、ネタにしようと思っていたのに書かれてしまった。 【地図ウォッチ】 第79回:2万5千分の1地形図に代わる新たな“基図” - INTERNET Watch Watch さすがプロのライターさんだけあって、簡潔に分かりやすくまとまっている。 新しい国の基図である電子国土基図は、見た目だけでなく取得項目・取得基準に大きな変更がある。 話題になった「植生界の削除」や「送電線の削除」*1のほか、取得する項目でも基準が変わり、統廃合や減少されるものもある。例えば「2万5千分の1地形図」での「道路橋」は、長さ20m以上で取得されているが、「電子国土基図」は500m以上での取得となる。理由は次のとおり。 河川の上部では橋梁であることが明らかなため,特に記号を設ける必要がない.また,上位構造物で遮蔽される下部構造物は表示しないことから,道路と鉄道等の階層関係は明らかである.ただし,判読性を考

    基本図のデザイン - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2010/01/30
    vec2rasさん「一般にはあまり知られていなくて、勝手に危機感を抱いている。時間が取れれたら、きちんとエントリーしたい」
  • ASTER GDEM・3+GDAL等高線・3 - 地図はたいへん

    というわけで、ASTER GDEMからつくった陰影段彩画像(id:vec2ras:20090726:1248594842)と、同じくASTER GDEMからのKML等高線(id:vec2ras:20090801:1249113346)をGoogle Earthに載せ、配信されるいくつかのレイヤも表示させると、ちょっとした地図が出来る。 配信されるレイヤは地域差があるが、有難いことに択捉島では河川が配信されている。提供はZ社さんの模様。 よく見ると、ややおかしなところがありますね。 河川が地形とずれているところが目に付く。鳥肌が立つ感じ。陰影段彩+等高線と河川はソースが違うため、これは仕方ない。とはいえ尾根越えしちゃっているところもある。衛星画像で見ると河川データが間違っているようだ。この手のズレは、ひとつでもあると全体の信頼性が無くなっちゃうので、旧来の地図屋さんは随分と気を使っていた。こ

    ASTER GDEM・3+GDAL等高線・3 - 地図はたいへん
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    hfu 2009/08/14
  • リニューアルマピオン - 地図はたいへん

    地図ポータルサイトを独り占めした感もある某Z社。遂にマピオンもそのZ社データになった。 色使いは、以前の某A社地図データを踏襲した見慣れた感じ。やや淡い色調になったかな?しかしこれが上品で地物の識別も容易な、絶妙な色使い。 また注記の量も適当で、字大やアンチエイリアス具合もとても良い。実に見やすい。また丁寧に配置されているのがよくわかる*1。全縮尺すべて見やすい。素晴らしいです。 ちなみに同じZ社データのGoogleMapsより拡大できない。一見、マイナス要因に思えるが、決してそうでもない。 ともに最大の拡大で、一番多く注記が表示される。しかしGoogleMapsは拡大されすぎで、いまひとつ周囲が見えない。マピオンの方が、広く多くの情報を一べつできる。実際の使い勝手はマピオンが上だろう。 またスクロール等のパフォーマンスも良く、安定してよく動く。全画面も問題ない。技術力の高さが伺える*2。

    リニューアルマピオン - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2009/05/01
    「妄想」について、理想のバーチャル合併は「国」が官公系のデータ取材に特化し基盤地図情報としてすごい(=使える)勢いで無償提供&更新し、「Z社」がそれにリンクする属性情報に集中できるようにすることか。
  • GDALのこと - 地図はたいへん

    GDAL。気が付けばGDALのことを考えている。寝ても覚めてもGDAL。恋をしてる言っても過言ではない*1。 gdal_translateでGCPを付加して、gdalwarpで投影。gdalwarpはリサンプル時に内挿アルゴリズムが選べて、もう有頂天。単純なニアレストネイバーにバイニリアにキュービック、さらにはキュービックスプラインとランチョスなんて選べるのだ*2。 ライブラリとして使うのが筋だろうが、コマンドラインでのインターフェイスをも備えていて、これが最高。やたらに気軽。おかげでバッチ処理が簡単に出来て、大量の画像処理が実にラクチンだ。 GDALはPROJ.4と、さらにlibgeotiffを組み合わせて使う。FWToolsをインストールすれば一発で環境が整うが、好みの問題で単体でダウンロード、インストールして使っている。この場合は環境変数をセットしないと、動かないので要注意(よくは

    GDALのこと - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2009/04/03
    gdal_translateでGCPを付加して、gdalwarpで投影。
  • 地形図製作のおもいで - 地図はたいへん

    ひさしぶりだ。最近忙しいぞ。横浜で10時間ほどビール飲んだり、翌日は大勢の前でプレゼンしたりで。 - 地形図の製作方法もずいぶんと変わった。 昭和40年代のダイレクトスクライブ法から、平成初期頃にはUNIX上で動くラスタ画像編集システムに移行し、さらにNTISと呼ばれるベクトル型維持管理システムになってもう5年以上になるか。一応全てに係わった(一応です)。 ダイレクトスクライブ法 図化素図をスクライブベースに焼付け 地図編集しながら一気に描画 地図編集しながら描画するため、非常に効率的 直接ネガ原図ができる。ネガ製版(刷版)であった地形図では鮮明な画線が得られた 大変な技能が要求される。まさに熟練の職人芸。地形図の全てを掌握したうえで、高度なスクライブ製図技術が必要 描画は基的に一発勝負。失敗が続くとスクライブベースがボロボロになる ボロボロってことは、修正測量を重ねるとスクライブ原図が

    地形図製作のおもいで - 地図はたいへん
  • 地形図原理主義 - 地図はたいへん

    仕事で行った多摩センターで飲んできた。 多摩センターもすっかり成熟したな。ハリボテだった街並みも、時間の経過でそれらしく見える。 - さっさと寝るつもりだったが、id:hfu氏のはてブで知っちゃったので、思い出と感想を。 紙地図が提供されない時代がくる 「地図豆」/ウェブリブログ 盛り上がっているね。確かに「紙の地形図」はまったく売れてない。 地形図の販売店にいたことがあって、当時はかなりの売れ行きだった。 お客様は個人より法人が多かったと記憶している。ひとりで10枚20枚と買っていくのだ。若造だったので詳しくは知らないが、代理店への卸も含めれば、結構な売り上げだったろう。 当時はカリスマ店員(古い表現だね)が在籍していて、ご要望の地形図を迷わずサッと棚から出す、脅威の職人芸。だって2万5千だけでも約4,000面もあるんだよ。全て記憶しているんだ。脱帽。 紙地図が無くなると、当時から議論は

    地形図原理主義 - 地図はたいへん
  • 位相構造モデル - 地図はたいへん

    GISデータで特徴的なものにトポロジ、位相構造がある。 位相構造化/構造化/トポロジー(topology) 地理事象を空間的に把握するとき、距離などの計量と並んで、何がどこの中にあるか,何と何が隣り合っているかなどの性質も重要である。平面の上に閉じた曲線があれば、それは平面を内側と外側に分ける。したがって、内側から外側に行くには必ずその局線を横切らなければならない。こういった性質は当たり前のことと受け取られ、我々の地理的認識の基礎となっているが、これらを数学的に体系付ける分野を位相幾何学、あるいはトポロジー(Topology)と呼ぶ。 用語集|GISポータルサイトより 図形と図形の関係性を、図形そのものに持たすというイメージ。 最短経路探索等のネットワーク解析では必須のデータ構造。また、上手に利用すればスマートなデータ構築が可能だ。しかし解かりにくいことや入力の問題もあったりで、何でもかん

    位相構造モデル - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2008/09/15
    柳田氏
  • 果てた - 地図はたいへん

    水涯線はとりあえずここまで。形状修正なんて、いったい何年ぶりにやったんだ。 あまりに不完全だし、これも主題だけど、他まで手が回らなくなる。 空間データ基盤2500は、ひどい。ひどすぎる。 自治体の都市計画図等の1:2500地形図をスキャン たしか400dpi(当時のカルコンプ製スキャナ光学解像度最大) 搬送型 スキャナドライバで、リアルタイム2階調化 精度なんて無いに等しい 図郭四隅で正規化 ただの擬似アフィン スキャン精度がよければ問題ない方法だけど アルバイト等でガシガシ入力 各社そうだったでしょう 内水面の取得基準 プールを取得したり、しなかったり。 水涯線位置の取得基準 堤防(法線)まで取得したり、しなかったり。 当時こんな感じでつくっていた。これでは精度も何もあったもんではない。この事業の失敗(と言わせて頂く)が、あのベクトル編集図の悲劇を生んだ一因なのだ。 一刻も早い基盤地図情

    果てた - 地図はたいへん
    hfu
    hfu 2008/07/05
    「空間データ基盤2500は、ひどい。」
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