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2016年10月17日のブックマーク (1件)

  • 今の日本を知るならこれ!『フランス文学は役に立つ!』 - HONZ

    別世界、別次元を楽しむための小説の一節に不意にドキッとさせられることがある。「これ今、私の目の前で起こっていることじゃん!?」「あの生意気小僧、この主人公にそっくりだな。」「あのおばさんも確かにこんな感じだった。」「これ今の日の状況と同じだな。」 フランス文学の面白いところは100年以上前に他国で書かれたものなのに、現在の日を正確に捉えていて、現実世界とシンクロしながら、私の悩み相談の解決策を掲示してくれるほどリアルなところだ。 書の著者、鹿島茂は、好きなら誰もが知るフランス文学者であり、フランス文学や俗世に関して100冊以上を世に送り出している。私は、『馬車が買いたい』『とは知らなんだ』などは大好きで、『パリ、娼婦の街』や『モンマルトル風俗辞典』を読んでやたらとフランスの娼婦文化について詳しくなったり、『鹿島茂 大読書日記』で新刊から足が遠のいてしまい、戻ってくるのに必死だった

    今の日本を知るならこれ!『フランス文学は役に立つ!』 - HONZ
    hharunaga
    hharunaga 2016/10/17
    「(フランス革命で)個と家族、個と社会の関係が劇的に変わり、新たな時代に突入する。…日本では100年、200年の遅れをとってやっと受け入れるタイミングになったようだ」