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前回「ヴェネツィア・ビエンナーレとは何か(1)」はこちら 今回のビエンナーレは、いまだに「ポストコロニアリズム」「マルチカルチュラリズム」という1990年代以降お馴染み過ぎる主題を扱っている。しかも真っ先に参照されるのが、これも手垢まみれの「左翼批評家」ヴァルター・ベンヤミンの文章。アートフェスティバルはお祭りなんだから、こんなに古臭くて暗い主題や展示は、もうたくさんだ! ......というのが、多くのメディアからヴェネツィア・ビエンナーレ2015に寄せられた批判だった。しかし、この論難はあまりにも素朴で単純に過ぎる。というより、アートが担うべき役割のひとつ「社会状況への異議申し立て」が、あまりにもないがしろにされている。 ディレクターのオクウィ・エンヴェゾーは、先にも引用したステートメントの中で「現在の世界状況は壊滅的で、混乱を極めている。暴力的な騒乱に脅かされ、経済危機への懸念、ソーシ
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