SONY BMGは11月15日、同社が販売したコピー防止対策CDからFirst 4 Internet製のXCPソフトウェアをアンインストールするための新しいツールに取り組んでいると表明した。 「rootkit」に似た技術を使い、それにより生じた脆弱性に乗じたトロイの木馬が登場したことで批判を受けているSONY BMGは、自社のXCP関連ページでこの情報を明らかにした。 同社はアンインストールツールを配布していたが、このアンインストーラについては専門家から「セキュリティホールを広げる」との批判が出ており、SONY BMGは一時的にこのツールの配布を中止すると述べた。数日以内に同社のアンインストーラ配布サイトを訪れるように書かれていることから、そのタイミングで新しいツールの提供が見込まれる。 SONY BMGはXCP搭載のCDタイトルの製造を中止すると表明しており、さらにリコールを行うとの報道
問題となっているSONY BMGの「rootkit的」DRM(デジタル著作権管理)手法を悪用したトロイの木馬が発見された。セキュリティ企業のSophosが11月10日、明らかにした。 Sophosが運営するウイルスおよびスパムの分析センター、SophosLabsの専門家による報告では、SONY BMGのCDコピー防止手法を悪用した新種のトロイの木馬が探知されたという。 「Troj/Stinx-E」と名付けられたトロイの木馬は英国のビジネス誌からのメッセージを偽装してメール配信されている。タイトルは「Photo Approval Deadline」(掲載写真許諾期限の件)、本文には、Total Business Monthly誌に添付の写真を掲載したいので連絡をくれ、といった内容が書かれている。 添付プログラムが実行されると、このトロイの木馬は$sys$drv.exeというファイルをコピーす
「史上最悪のソフトウェアバグ」ワースト10を紹介(上) 2005年11月15日 コメント: トラックバック (0) Simson Garfinkel 2005年11月15日 トヨタ自動車は先月、何もしないのに警告灯が点灯し、ガソリンエンジンが突然停止するとの報告を受け、ハイブリッド車『プリウス』約16万台を無償修理すると発表した。しかし、今回のプリウスの問題は、これまでの大規模な自動車のリコールと違い、ハードウェアが原因ではなかった――ハイテクを駆使したこのスマートカーに組み込まれたプログラムのバグが原因だった。 今回の問題により、プリウスはバグを抱えるコンピューターの仲間入りをした。史上初のコンピューター・バグは1945年、『ハーバード・マーク2』のFパネルの70番リレーに虫が挟まった時にまでさかのぼる。乗算器と加算器のテスト中、異常に気づいた技術者が、この部分に蛾が挟まっているのを見つ
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