黎明期のビットコイン(BTC)開発者の1人によると、サトシ・ナカモトは、ビットコインをローンチする前に、暗号分野について外部の支援を求めていたという。 2010年にサトシと緊密なんやり取りをしていた、ラズロ・ハニエツ氏(はじめてBTCでピザを買った人物として有名だ)が、コインテレグラフのインタビューの中で語った。 ハニエツ氏は、当時、サトシが「Secp256k1」と呼ぶ楕円曲線を選択したことに非常に戸惑ったと振り返る。その曲線を選ぶことは普通ではなかったからだ。楕円曲線を選ぶとなれば、国立標準技術研究所(NIST)によって定められたものを使うことが、一般的だった。 しかしサトシが選んだ楕円曲線の方がより効率的であり、バックドアの可能性も低くなる。長年にわたり、多くのビットコイン支持者は、この選択がサトシが幸運の持ち主か天才かのいずれかだと指摘している。 “たくさんの人にそれを見てもらった”