ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
いざ広島へ 新宿駅に新たに完成したバスターミナル「バスタ」を金曜夜に出発し、広島へと向かう高速バス、その車内に毛深い男たちがギュウギュウ詰めにされながら運ばれていた。それはさながら、これから出荷されるキウイのようでもあり、売りに行かれる奴隷たちのようでもあった。 静かなバス内に、広島カープが負けたとの速報がどこからともなく流れてくる。「よしっ!」「やった!」「よくやったDeNA!」ところどころからそんな声が漏れ聞こえてくる。このバス内は全員広島カープファンであることはなんとなく雰囲気で伝わってくる。けれどもそのカープの敗戦に歓声が上がった。なんとも不思議な気もするが、その気持ちも良くわかる。 「セリーグ クライマックスシリーズ」ファイナルステージは佳境を迎えていた。ファーストステージを勝ち上がってきたDeNAを相手に迎え、ここまで1勝のアドバンテージを加えて広島カープの3勝。この試合まで勝
近年、日本を含めた先進諸国で、大学生の数が多過ぎるのではないか、という議論が盛んに行われている。たとえば、アメリカでは学費の高騰に加えて、奨学金枠を縮小して教育ローン枠へと転換させようという流れも相まって、教育ローンを返済できないことによる自己破産が社会問題化し、大学生の数が多過ぎるのではないかという議論が盛んに行われるようになった。一方日本でも、提案型政策仕分けをはじめ、メディアでも大学生は多過ぎるのではないかという議論が取り上げられている。提案型政策仕分けでこの議論が取り上げた背景には、18歳人口の減少、財政赤字拡大に伴う公教育投資へのプレッシャー、大学生の学力低下、のおもに3点があげられている(http://sasshin.go.jp/shiwake/detail/2011-11-21.html#A2)。 しかし、日本で行われているこの議論はすべて誤りを犯している。その理由として、第
Z会が中1・中2生向けに2016年3月に開講した通信教育講座「総合」。グラフの読み方や地球温暖化を詳しく解説して科学リテラシーを育てる月もあれば、オリンピックの功罪を検討して社会学的なアプローチを教えたり、表現の自由を考えさせたり、多彩な教育内容となっている。単に受験に打ち勝つテクニックを教えるのではなく、「人を育てる」ことがとても意識されているように思える。Z会の目指すものは…… お話しくださった方:情報誌の編集を担当する安西優子さん、冨田麻美さん、通信教育の教材作成を担当する中谷祐介さん、小澤碧さん、プロモーションを担当する池田節美子さん グラフの読み解き方も教材に 松永 私は仕事柄やっぱり、科学リテラシーを育てる内容に目が向きます。中1生向けの4月は、「じっとグラフを見る」がテーマです。 小澤 「グラフは、誰かが、何かの意図を持って作っている」ということを、子どもの時から意識する、と
いま、さまざまな業界で活躍しているビジネスパーソンも、学生時代は志望する会社に入るために「就活」をした人がほとんどでしょう。そのとき、どんなことを考えていたのでしょうか。2016年5月に外資系ネットメディア「ハフィントンポスト」の日本版編集長に就任した竹下隆一郎さん(36)は、伝統的メディアの朝日新聞の出身です。大学生のときは、どんな戦略をもって、どんな就職活動をしていたのか、竹下さんに語ってもらいました。(取材・構成/亀松太郎、撮影/岸田浩和) ・インタビュー後編 「外資は一期一会。その緊張感がたまらない」 就活生は「ゴールデンチケット」を持っている ――竹下さんは2002年に慶應義塾大学を卒業して朝日新聞に入社していますが、就活という点では、どんなことをしたのでしょうか。 就職活動は大学3年の10月ごろから始めましたが、前半戦と後半戦に分けていました。前半戦では、就活生である自分は「ゴ
『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』ーー話題作の陰にこの人あり 伊賀大介に訊く、日本映画の「衣装」の現在 今年に入ってから公開された作品だけでも、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『世界から猫が消えたなら』『ふきげんな過去』、そして現在公開中の作品では『SCOOP!』『何者』『溺れるナイフ』と、いずれもまったく方向性は違うものの、2016年を代表する作品群の「衣装」を手がけている伊賀大介。2012年にアニメ作品『おおかみこどもの雨と雪』の「衣装」まで手がけた時には、さすがにちょっとした話題となったが、普段は裏方に徹していることもあって、近年目に見えて充実ぶりを示している日本映画界における「陰のキーマン」であり続けている。 ファッション誌や広告のフィールドを中心に活躍してきた超売れっ子スタイリストの彼は、どのような経緯で映画に関わるようになったのか? そして、何が彼を決
政策から洗濯まで!?議員秘書のお仕事 【山里】これも議員秘書の仕事なのと思うようなこととかもやらされたりしたことあります? 【ミナミ】ある選挙のときに夏でとっても暑かったんです。 そのときついてた議員先生は、汗っかきだったんですよ。選挙カーの中って手を振りますから 窓から手が出ますよね。で、エアコンをかけても無駄で 【YOU】そうですよね 【ミナミ】暑くていつも下着の替えを持って歩いてたんですけど。 【YOU】はい 【ミナミ】それで、近所にあったお店に入って下着を脱いでもらって、洗面所で私が… 【YOU】洗って!? 脱ぎたてのほかほかの下着を手で、その洗面所についてる青い石けんがありますよね。 【YOU】あります。 【ミナミ】あれで洗って。 【山里】エェーツ! 【YOU】おパンツを! 【ミナミ】おパンツを。 【YOU】ほら、一緒に暮らしたい~! 【山里】たしかに。 【ミナミ】私はよく政策か
テレビも原発も、そしてオリンピックも、仕切ってきたのはすべてこの会社 陰の支配者、タブー……これほどイメージが先行し、多くが語られてこなかった巨大企業も珍しい。本当はどういう会社で、どんな権力を持っているのか。当事者たちがその生々しい実像を明かした。 社長が出した文書の中身 「本当に反省をしているのか」「ただの死んだフリではないのか」――。 いま電通社内で話題になっているのが、この10月半ばに石井直社長名義で社員に宛てられた文書である。 電通の新入社員だった高橋まつりさんの自殺が長時間労働による労災だと認定されたのは9月末のこと。その後、労働基準監督署などが電通に立ち入り調査をする事態に発展し、騒動は日に日に大きくなっている。 そんな最中に出されたこの文書はまず、 〈当社は先週10月14日(金)の午後、東京労働局による「臨検監督」を受けました〉 との一文で始まる。 〈今回の当社に対する臨検
マダムリリーが以前、フランスで失業手当をもらっていた頃の話だ。フランスのハローワーク(ポール・アンプロワ)との面談で、ビジネスフランス語を学べる講座があることを知り、さっそくオリエンテーションに行ってみることにした。パリ・イルドフランス地方の外国人失業者全てが集まる会で、郊外(バンリュー)南のかなり辺ぴなところで催された。 当日、会場に行ってみると、50人くらいの外国人がいた。アフリカ系、アラブ系、東ヨーロッパ系…。 オリエンテーションでは、まず主催者が出席者リストを回し、それにサインをするよう指示された。すると、あるアフリカ系の女性が困ったようにこう言うのだ。 字が読めないのでわかりません。 どうやら自分の名前をリストのなかから見つけられないらしい。仕方なく周りにいた外国人が彼女の代わりに名前を探し、サインをしてあげる。その後も、同じように自分の名前が読めない人が数人いて、私も近くにいた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く