箱根を舞台にした人気アニメ「エヴァンゲリオン」の新作映画公開に向け、半年間にわたる多彩なイベントが10日、箱根町でスタートする。駅の装飾や巨大モニュメントの設置、パッケージツアー、フードメニューなど「エヴァ」の世界観に浸れる大規模な企画を展開。国内外からファンらの誘客を図り、相次ぐ自然災害で観光面の打撃を受けた“聖地”を盛り上げていく。 同アニメは、人型決戦兵器に搭乗する14歳の少年少女と、「使徒」と呼ばれる敵との戦いを描いた作品。仙石原エリアを中心とする箱根が架空都市「第3新東京市」という設定で芦ノ湖や大涌谷なども描かれ、6月に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が封切られる。 特務機関「ネルフ」本部風にラッピングされたイベントスペース=桃源台駅 「箱根エヴァ化計画」と銘打ったイベントは、桃源台駅を「第3新東京市駅」とし、構内を特務機関「ネルフ」本部風にラッピングして「初号機」の大型フィギュ