19日までの1週間に新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、全国でおよそ60万人と、前の週のおよそ1.7倍に増加し、年代別では20代以下の若者や子どもが全体の46%を占めていて、若い世代を中心に感染が広がっていることが、厚生労働省のまとめでわかりました。 厚生労働省が21日公表したまとめによりますと、今月13日から19日までの1週間に感染が確認されたのは速報値で59万6775人と前の週のおよそ1.7倍にのぼりました。 年代別では ▽10代が最も多く、10万836人と全体の16.9%を占めています。 次いで ▽20代が9万3476人で、全体の15.7% ▽30代が8万8744人で、14.9% ▽40代が8万8338人で14.8%で ▽10歳未満の子どもは8万2696人で13.9%でした。 20代以下の若者と子どもを合わせると27万7008人と全体の46.4%を占め、若い世代を中心に感染が広
「田布施(たぶせ)システム」。こんな言葉をご存じだろうか。幕末の動乱期、長州藩(現山口県)田布施村の若者、大室(おおむろ)寅之祐(とらのすけ)が陰謀によって明治天皇にすり替わるという典型的な「陰謀論」である。もちろん決定的な物証もなければ、裏付ける資料は何一つない。ところが意外と田布施システムの信奉者は多く、中には政治家、著名人もいる。何が彼らを惹きつけるのか。また一体、田布施システムとは何か? 現地取材を通してこの壮大な陰謀論の正体に迫った。 陰謀論の町、田布施 山口県熊毛(くまげ)郡田布施町。同県南東部の一自治体に過ぎないこの町にとてつもない陰謀が隠されているという。それが「田布施システム」なのだ。もともと「田布施システム」という言葉自体が存在しているわけではない。陰謀論好きな人々やインターネットユーザーらによって作られた「造語」である。だから決して「田布施システム」という正式な用語が
プロ野球・広島はマクブルーム選手と堂林翔太選手、それに2軍のスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これでカープの1軍と2軍の選手・スタッフの感染者は合わせて43人になりました。 広島では、19日までに1軍がターリー投手とスタッフ2人、2軍が選手29人とスタッフ8人の合わせて40人の感染が確認されています。 球団で20日、選手やスタッフなどを対象にPCR検査を行ったところ、新たにマクブルーム選手と堂林選手、それに2軍スタッフの合わせて3人の感染が確認されました。 球団によりますと、いずれも無症状だということです。 マクブルーム選手は今シーズン、ここまでいずれもチームトップのホームラン12本、52打点をあげていて、今月も打率3割3分3厘と好調を維持していました。 また、堂林選手は今月17日の巨人戦で代打逆転満塁ホームランを打つなど勝負強さを見せていました。 これで感染が確認
絶滅のおそれが指摘されているニホンウナギの稚魚や幼魚が、これまで生息地とされていなかった北海道の川から相次いで見つかったと、東京大学と北海道大学の研究グループが明らかにしました。気候変動などの影響でウナギの生息地が北上している可能性もあるとして、詳しく調べることにしています。 東京大学と北海道大学によりますと、おととし5月、北海道南西部の川で調査を行ったところ、体長6センチほどのニホンウナギの稚魚、16匹が見つかりました。 このため、去年も同じ川を調査した結果、稚魚9匹に加え、より成長した体長20センチほどの幼魚も確認されたということです。 研究グループによりますと、北海道で成長の初期段階のウナギの稚魚の生息が確認されたのは初めてで、さらに今月の調査でも、同じ北海道南西部にあるほかの川で幼魚などが見つかったということです。 このため研究グループは、これまでウナギの生息地とされていなかった北
ダボスマン 世界経済をぶち壊した億万長者たち 作者:ピーター・S グッドマンハーパーコリンズ・ジャパンAmazon「ダボスマン」とは、スイスのダボスで行われる世界経済フォーラム総会(ダボス会議)に参加する億万長者たちの呼称である。大勢いるが、有名所では、アマゾンのジェフ・ベゾス、投資ファンド運営の大物スティーヴ・シュワルツマン、合衆国最大の銀行を切り盛りするジェイミー・ダイモンといった面々のことを指している。 で、本書は副題に「世界経済をぶち壊した億万長者たち」とあるように、ダボス会議に参加する億万長者たちを非難する一冊である。こうした億万長者たちはダボスに集まって気候変動や感染症、ジェンダー間の不平等といった話題について、国家の枠を超えて対処が必要な多くの議題を討論する。ダボスマンは表向きは世界のため、地球のために私財をなげうってでも献身する──そんなイメージを発している。 たしかに彼ら
ふらんすへ行きたしと思えどもふらんすはあまりに遠し… と、詠んだのは萩原朔太郎。大正時代の詩だそうですから、今から100年近くも前のことです。 コロナ禍で海外旅行を控えるようになってから2年以上が経ち、旅慣れていた方にとってもこの言葉が実感を持って響いていたのではないでしょうか? けれどもここにきて、日本とヨーロッパの往来が復活してきています。まだまだ心配はあるものの、前向きにウイズコロナ時代に適応していこうという風潮がよりグローバルになってきていることを、パリの巷の賑わいから見て取れます。 世界有数の観光大国フランスは、日本人にとっても魅力的な旅のデスティネーションです。毎年フランス観光開発機構では、日本人向けの力の入った観光キャンペーンを繰り広げてきましたが、今年2022年のそれは、今までとはひと味違います。7月21日からスタートしたキャンペーンは、日本のアニメでフランスを紹介するとい
迎撃が困難で、戦局を一変させる「ゲームチェンジャー」になるとされる極超音速ミサイルの研究を、防衛省が進めている。7月24日には宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、このミサイルに必要な速度に到達可能とされるエンジンの飛行試験を初めて実施した。防衛装備庁が資金を提供しており、研究の成果を極超音速ミサイルへの応用に生かしたいとの考えだ。宇宙技術の研究に取り組むJAXAが実質的に国の軍事技術開発に関与する形だとして、専門家からは懸念の声も上がる。 極超音速ミサイルは、音速の5倍(マッハ5、時速約6000キロ)を超える速さで飛び、軌道が変化する特性を持つ。弾道ミサイルは基本的に宇宙空間に打ち上げられてから落下する弓なりの軌道を描くのに対し、極超音速ミサイルが飛ぶのは高度100キロ以下の比較的低いところ。低く飛ぶほど通常の地上・海上のレーダーには捉えられにくく、探知されても自由に軌道を変えられるという
国際政治学者の三浦瑠麗氏が19日、ツイッターを更新。感染者が急増し、医療体制がパンクしつつある新型コロナについて「はやく5類にしておけば」の思いをつぶやいた。 現在、新型コロナは急増し、再び医療体制がひっ迫。連日、情報番組などでもその状況を伝えている。 三浦氏は「はやく5類にしておけば、たかだか東京数万人で医療と保健所がパンクなんかしなかっただろうに、インフルエンザが毎週どれだけ流行っているか考えたら」と投稿。5類とは、インフルエンザと同類で、どの医療機関でも診察を受けることができる。 「熱が出たらその人が出社しなければいいし、軽症ならPCRにこだわる必要もないでしょうよ、抗原検査でいいよ」ともつぶやき、ここまで爆発的に広がったものを「封じ込められるなんて考えられないでしょう」とも指摘。 続くツイートでも「しごく健康体の人がちょっと熱出たから入院したり、全員がリアル外来に行っていたらインフ
安倍晋三元首相(享年67)を銃撃し、殺害した山上徹也容疑者(41)。山上容疑者のものとされるTwitterアカウントが発見され、17日ごろからネットやメディアで話題に。 【写真あり】“アベガー”の存在や発言が山上容疑者の凶行に影響を与えているかのような発言をしたホリエモン 各メディアによると、同アカウントは安倍政権を批判する投稿に対し《安倍政権の功を認識できないのは致命的な歪み》《安倍憎しの最初にありきが見え見えの愚論》と擁護ツイート。中には《ネトウヨとお前らが嘲る中にオレがいることを後悔するといい》という投稿もあったという。 しかしSNSでは、事件当初からいわゆる“アベガー”が事件を起こしたのだとする声が相次いでいた。アベガーとは、安倍元首相に対して否定的な人を揶揄するネットスラングだ。 そして、著名人のなかにも「アベガーが犯行に及んだ」と主張する人たちがいた。例えば安倍元首相が亡くなっ
最高裁は7月7日、伊藤詩織さん(33)が元TBS記者の山口敬之氏(56)を相手に性被害を受けたと訴えた裁判の上告審で、山口氏の上告を退ける決定を下した。この決定をもって、山口氏が伊藤さんに性被害を与えたという事実が民事裁判の場で確定的に認められたことになる。7月20日に行った会見では、逮捕状を握りつぶした当時の刑事部長で現在の警察庁長官である中村格氏への質問も出た。 【写真】逮捕状を握り潰した当時、刑事部長だった“中村格”氏 現在は警察庁長官を務める 伊藤さんは7月20日午前11時から都内で、弁護士同席の下、記者会見を開催。最高裁判決とこれまでの歩みについて1時間以上にわたり語った。 伊藤さんは会見の冒頭、 「この度、最高裁からの判断が最終的に出ました。5年間、闘って来た民事裁判の区切りを迎えることになりました。振り返れば、私にとっては、被害を受けてから7年の年月が過ぎていました」 と挨拶
塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、厚生労働省の薬事分科会などの合同会議が20日、緊急承認の適用を見送ったのは、有効性を「推定」できるだけのデータがそろわない中、急いで承認しても医療現場で使われる見込みがないとの意見が大勢を占めたためだ。感染の急拡大を受け、緊急承認を容認する意見もあったが、米企業の飲み薬2種類が実用化されていることもあり、最終段階の治験データを待つという結論に至った。 この日の審議で最大の焦点となったのは、塩野義の飲み薬の有効性を巡る評価だった。医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、6月の専門部会で示した審査報告書を初めて公表した。塩野義が提出した中間段階の治験データでは「効能・効果に対する有効性が推定できるものとは判断できない」と断じた。同席したPMDAの藤原康弘理事長は、症状改善の効果について「(塩野義の飲み薬と偽薬とで)普通に見ると差が
大阪 富田林市で、部屋に置き去りにされた2歳の女の子が熱中症で死亡した事件で、逮捕された祖母は警察の調べに対し、「去年の年末から、手足を粘着テープで縛るようになった」などと供述していることがわかりました。 先月、富田林市の団地の部屋で小野優陽ちゃん(2)が熱中症で死亡し、祖母の小野真由美容疑者(46)と、同居する桃田貴徳容疑者(50)の2人が優陽ちゃんを置き去りにして外出したとして保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、優陽ちゃんは四方を囲うように板を張り付けたベビーサークルの中で死亡していたということです。 その後の調べで、2人は、直前にも手足を縛って、長時間、外出していたことがわかり、20日、逮捕監禁の疑いで再逮捕されました。 これまでの調べに対し、小野容疑者は「去年の年末から、手足を粘着テープで縛るようになり、1週間に1、2回は縛っていた」などと供述していることが警
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、容疑者が動機として世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と家族の関係を挙げていることに関連し末松信介文部科学相は12日の閣議後記者会見で、憲法で保障されている信教の自由を踏まえ「(宗教法人を所管する)文科省が立ち入って(問題を)指摘することは極めて抑制的であるべきだ」と述べた。 末松文科相は宗教法人をめぐるトラブルについて「いろいろな意見はあると思うが、個別に法律的な処理をするのが正しい方法だ」と指摘。事件に関しては「断じて許されないもので、民主主義に対する挑戦」と批判し、「(安倍元首相は)教育行政の推進に言い尽くせないほどの多大な貢献をなされた」と振り返った。
7月20日、ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁は、ウクライナ紛争を巡り法律に違反したとして、オンライン百科事典ウィキペディアを運営するウィキメディア財団を処罰すると発表した。ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁のロゴ(2022年 ロイター/Maxim Shemetov) [ロンドン 20日 ロイター] - ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁は20日、ウクライナ紛争を巡り法律に違反したとして、オンライン百科事典ウィキペディアを運営するウィキメディア財団を処罰すると発表した。 声明で「ウクライナ領内での特別軍事作戦の経過に関する偽情報などの禁止された文書」を掲載していると主張。ウィキメディアがロシアの法律に違反していることを検索エンジンを使ってユーザーに知らせるとした。
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