その男は浪費癖をこじらせていた。 「安かろう悪かろう」という考えを持っており、いつも収入に見合わないドメスティックブランド品で身を固めている。 そういうこともあり、学生時代はバイト代全額がクレジットカード代の返済へと消えていったらしい。 では、なぜその男は浪費癖をこじらせてしまったのだろうか? 実はそこには、深い事情があったのである・・・。 その男は昔、ファッションセンスがとんでもなくダサかった 高校時代にクモの巣Tシャツや、ぶら下がりドクロのピアスを付けていた彼は、残念なことにファッションセンスがダサい個性的だった。 彼は自分のファッションがダサい独特なことを知りながらも、お母さんに買ってもらっていたニッ〇ンやイ〇ンの服を着ていた。 そして、当時のしょぼい画質の携帯のカメラでキメ顔で自撮りをし、他高の女の子とのメールのやりとりを楽しんでいたのである。 突然オシャレになった代償は、とてつも
![浪費癖をこじらせた男の話 - メメント・モリ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3066c2954951fc8390b1f43d2f9ed5380981a732/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fc%2Fcyanmeme%2F20160208%2F20160208172521.jpg)