ブックマーク / tomii23.hatenablog.com (14)

  • 人工知能は味方になりうるか - 日日平安part2

    人工知能(AI)の進歩がめざましい。ロボットの頭脳となるこの分野への投資は、世界的なブームだという。車の自動運転や介護ロボット、ロボトラクター・・・。 10~20年後には国内の労働人口の49%の仕事が、AIやロボットに置き換えられるとの推計もあるらしい。はたして、明るい未来につながるのだろうか。 人はコミュニケーションすることで生きている。心の奥底のイマジネーションを、いくつもの表現方法を駆使して、伝えようとする時に芸術が生まれる。そんな人間らしさの聖域である芸術にまでAIが踏み込みつつあるらしい。 亡くなった作家の作風で短編小説を創作したり、個人の好みに合わせて自動的に作曲したり、AIに芸術作品を作らせる研究も進んでいるという。 昨秋、トヨタ自動車はアメリカのマサチューセッツ工科大、スタンフォード大の両大学と人工知能の研究で連携すると発表した。5年間で約5千万ドル(約60億円)を投資して

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    hideame 2016/02/09
    人工知能は良くも悪くもニーズがあるから、もっと発展しそうな気がします。
  • 真の一流が大衆に寄り添う時 - 日日平安part2

    昨日テレビに、指揮者・小澤征爾さんが出演されていて、懐かしい方のお名前を挙げられていた。山直純さんである。 日の作曲家で指揮者・山直純さん(1932年12月16日~2002年6月18日)の、愛嬌たっぷりのヒゲ面が私の頭の中に浮かんできた。人々に愛されたメディアの寵児は、権威的なクラシックの世界を飛びだした。道化に隠したその才能には今も脱帽である。 真の一流ほど垣根をつくらないものらしい。クラシックはもちろん、ブルースやジャズなど、あらゆる音楽のことばをものにし、音符のおはじきで自由自在に遊ぶことができたといわれる。 山さんは、だれよりも時流に敏感で、テレビやラジオで音楽が気軽に流れ始めた頃には、映画やCMの音楽を量産して、バラエティー番組でも売れっ子になった。私にはお笑い芸人のようにも感じられた。 山直純さんも小澤征爾さんらと同じように、指揮者として世界での活躍を夢見たこともあっ

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    hideame 2016/02/03
    山本直純さん、髭の人だ。
  • レジェンドは北極星のようだ - 日日平安part2

    1月は往(い)ぬ、2月は逃げる、3月は去る。 古くからこのように月の名へ頭韻を踏み、冬から春へと流れる<時間の速さ>を表現してきたようだ。 まだ寒い日は続くが、立春が近づくと厳しい冬も、暦のうえでは残りわずか。 <時のすぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけて幸福なのである>と、ツルゲーネフさんは『父と子』に記した。 この季節、寒い夜空に輝く星を凍(いて)星や荒星などと呼ぶらしい。その真北で動かぬ北極星は、昔から旅や航海の目印となってきた。 作家・井上ひさしさんは、評論家・加藤周一さんの存在の大きさを北極星にたとえ、<加藤さんを見て自分がいまどこにいるか、ずれていないかを確認してきた>という。 日はプロ野球12球団の春季キャンプが、沖縄、宮崎、米国の各地でスタートした。 球場のバックスクリーン直撃のホームランは、飛距離が(推定で)130メートルや140メー

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    hideame 2016/02/01
    葛西選手は日本の誇り。
  • 後の先とはいったい何だろう - 日日平安part2

    相撲通の作家・宮徳蔵さんいわく、<69連勝の双葉山はどんな敵に対しても泰然自若として些少の動揺をも示さずに勝った>とのことである。相手の力士が自滅していくような印象すら受けたと記した。 その双葉山のDVDを見て研究した白鵬は、“角界の父”と慕う大鵬の優勝記録を昨年に塗り替えた。そして、双葉山の“泰然自若”を実践しようとしているただひとりの力士が白鵬なのである。 デビュー直後の序ノ口時代には負け越しを経験し泣いたという。横綱に昇進するような力士ならふつうはすんなり行くところなのに、自分はつまずいたからである。 土俵での稽古は主に“三番”、“申し合い”、“ぶつかり”があるそうだが、白鵬はぶつかり稽古を欠かさずに行った。ぶつかる役と受ける役で、一方が親の敵とばかりに体当たりする。そのまま俵まで相手をグイ、グイ、グイと押す。何番も、何番も、息が上がるまで行う。 ぶつかり稽古に、双葉山の相撲の極意

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    hideame 2016/01/29
    今場所の白鵬は何かがおかしかった。双葉山を目指すなら、立ち合いの変化はどうなんだろうか?と、ややモヤモヤする展開。
  • その人の名は 立川談志さん - 日日平安part2

    立川談志さんが落語協会から脱退し、立川流を創立したのは、2人の弟子が真打ち昇進試験に落ちたことが発端だったという。 昨秋、学術や研究、芸術、スポーツなどの分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章を受章された立川志の輔さんは、2011年に亡くなった師匠・立川談志さんへの謝辞を続けた。<遅い入門だったわたしに、多くのことを教えてくれました。なかでも『伝統を現代に』は大きな目標となり、多くの試行錯誤の原動力となりました>と。 また昨秋には、落語家・橘家円蔵さんが死去されている。ナンセンスなギャグを盛り込んだ爆笑落語で知られた人気落語家で、1965年に真打ちとなり、“5代目月の家円鏡”を名乗った。このころからラジオやテレビ番組の出演が急増。ニッポン放送「談志・円鏡歌謡合戦」の掛け合いがとても懐かしい。 同世代の立川談志さん、古今亭志ん朝さん、三遊亭円楽(5代目)さんと並び、月の家円鏡さんは「落語四天王」

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    hideame 2016/01/27
    【必読】この時代の落語家、みんな魅力的だなぁ。
  • ネコやトンボ、ヒト等の雑談 - 日日平安part2

    イヌ派、ネコ派とよくいわれるが、私はどちらも好きである。ただ、ネコとの同居体験はあるが、イヌと暮らした経験はない。 ネコもヒトと同じような仕組みでアルツハイマー病になるらしい。東京大などの研究グループがその事例を発見した、という。ネコの病変は自然に起きるそうだ。 ヒトのアルツハイマー病患者の脳は、アミロイドβとタウという2種類のたんぱく質の蓄積がみられる。研究グループは、ペットとして飼われていた22歳までの(23頭の)ネコの脳を死亡後に解剖したところ、8歳ごろから脳にアミロイドβがたまり、14歳ごろからタウもたまることがわかった。 そして、異常なタウの蓄積がみられたネコの脳では、神経細胞が減っていたという。 アミロイドβとタウの蓄積で神経が傷つけられる過程は、ヒトの脳でも解明できておらず、ネコの研究が病気の解明に役立つことを期待しているとのこと。 ペットの人気を二分してきたイヌとネコである

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    hideame 2016/01/24
    犬と猫、その統計。そして目の構造、色の認識。
  • 聞くのも記すのもコツと経験 - 日日平安part2

    自分がなにかを書くようになると、自然と人の話に耳を傾けるようになっている。 それはネタ探しでもあるが、読むこととはちがう情報への興味が増しているからだ。 ネット時代で情報源は多彩になり、何を流行と感じるかも人それぞれであるが、人から聞くことがとても新鮮で安心できる。 年末によくある“年間大賞”というくくりとはちがい、流行は数か月単位で変わる。まして、メディア環境の変化は慌ただしい。それでも新しいことを見聞きして記すことの基は、変わっていないはずだ。 新人の新聞記者は、なんでも初体験のためすべてがニュースに見え、原稿を書くが甘いと言われ、よく没になるという。経験不足のためだ。また、経験や先入観に縛られると、目の前にある新しい要素に気づかないこともあるという。知ったかぶりで、手抜き取材をしても痛い目にあう。これもまた経験の教えるところだとか。 今は、医者の問診や記者会見などで、目の前に相手が

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    hideame 2016/01/21
    今後、人の話を聞く時に大いに参考になりそうです。
  • ロボットと身近になれるのか - 日日平安part2

    <政府が開発を進める「多言語音声自動翻訳システム」が、あと1年ほどで完成にこぎつける見通しになった>と、2005年1月の新聞記事にあった。日語、英語中国語、韓国語の4言語を対象に携帯電話などを通じ、音声と文字で翻訳する仕組みとか。 電話口で「こんにちは」と話せば、相手には「ハロー」、「ニイハオ」などと届くようになるらしい。言語ごとに50万種の文章、500万語を翻訳してくれる。完成されているのなら、今年で10年目のシステムのはずだが、その出来ばえを私は確認できていない。 昨年末の記事で、東京・お台場のカフェの席に着いた訪日観光客が、メニューを(手持ちの)スマホで自動翻訳し、注文もできるというシステムが紹介された。 事前に専用アプリをスマホに入れておけば、入店前にべたいものが選べ、メニューは英語やタイ語など10の言語に自動翻訳できるという。 店員も料理を説明する手間が省け、混雑時の注文待

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    hideame 2016/01/17
    深刻な話の一歩手前。この先が怖くなりそうですね。
  • ノーベル選考の日本作家たち - 日日平安part2

    ノーベル賞の選考は秘密裏に行われ、その過程は受賞の50年後に公表されるそうだ。 鎌倉の川端康成邸を訪ねた三島由紀夫さんは、茶の間のテレビでロカビリーの番組を一緒に観た。1958年(昭和33年)3月のことである。 ロカビリーという激しいリズムの音楽は、(この年2月に開催した)第1回日劇ウエスタン・カーニバルを引き金に一世を風靡した。 「一度劇場で見たい」 川端さんは三島さんに言ったという。 数年後、ノーベル賞候補に名を連ねるふたりである。 長嶋茂雄選手がプロ球界にデビューし、石原裕次郎さんの主演映画『嵐を呼ぶ男』が大ヒットした昭和33年は、戦前の香りを持たない若者たちが時代を闊歩した年であろう。 三島由紀夫さんが1963年(昭和38年)のノーベル文学賞のゴール目前、有力候補6人のなかに入っていたという。ノーベル財団が(50年を経て)公式サイトで発表した。 そして、その5年後(1968年)に川

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    hideame 2016/01/14
  • 脳内に関する読み物が面白い - 日日平安part2

    とくに意識しているわけではないが、脳に関するはよく読んでいる。それも、医学的見地からではなく、読み物として楽しんでいるのだ。 年明けに、興味深い新聞記事を読んだ。頭で思い浮かべた言葉の一部を、脳波の変化から解読することに成功したという。障害者との意思疎通や、ロボット操作にも応用が期待されるそうだ。 九州工業大情報工学部の研究グループが、“グー、チョキ、パー”などと選択肢を絞った条件で、それぞれの言葉の発声時と無発声時で、ほぼ同じ波形を示すと突き止めた。 五十音の一部でも識別に成功しており、今後すべての音の波形を分析できれば、単語や文章の解読も可能になる。 研究が進めば、障害で言葉を話せない人との意思疎通および、音が伝わらない水中や宇宙空間での通信手段への応用が期待できるとか。 <動けと念じればロボットを操作できる(SFのような)応用も可能となる>のだという。 脳の中にはもう一つの“からだ

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    hideame 2016/01/11
    ネイマールと脳の働き。
  • 自動・ネット・エコで競争する車 - 日日平安part2

    <ネクスト・ワン(次の作品さ)>。最高傑作は何かと聞かれ、こう答えた。 チャップリンの名言だといわれる。 今、車の業界はネクスト・ワンに向けた過激なレースが行われている。 無人運転の技術も進んでいるようだ。テレビのCMでは、駐車場での自動車庫入れや自動運転の試運転映像もある。 トヨタ自動車は、米自動車大手フォード・モーターと車載情報端末を共同開発することで合意と発表した。米国で発売する新型車に、標準で搭載する車種を増やし、日などにも広げる。 車とスマートフォンを接続する基ソフトを活用し端末を商品化する。端末を通じてスマホの操作が可能になるという。米アップルや米グーグルも開発を進めており、どのソフトが普及するかが注目されている。 トヨタは、他の自動車メーカーやアプリの開発会社に対し、共同開発への参加を呼びかけ、“つながるクルマ”を大幅拡大する意向である。 “つながるクルマ”は車載通信機を

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    hideame 2016/01/08
    こういう記事は読んでおきたい。
  • 仕事始まれど正月はまだまだ - 日日平安part2

    正月2日と3日の箱根駅伝が終わると、<仕事が待ち受けている>という気がしてならない。ちなみに、私は今日から仕事であるが。 “駅伝”は、もともと古代の交通制度なのだという。唐の仕組みに習い、諸道の所どころに駅を設け、緊急の官使が用いる駅馬、不急の用にあてる伝馬を置いたとか。 スポーツ用語としては、1917年(大正6年)に京都~東京間での“東海道駅伝徒歩競争”が初登場なのだという。 襷(たすき)の手渡しもこの大会が最初で、第82回を数える今回の箱根駅伝にも受け継がれた。私自身はテレビで観ることもほとんどないのであるが、その視聴率の高さには毎回おどろく。 箱根駅伝の歴史では、終戦を挟んだ3年間の空白があるという。終戦から71年の年月が流れようとする今、駅伝の消えた初春は遠い昔になりつつあるということか。正月にこうしてスポーツ観戦に興じられる幸せの襷は、忘れずにいたいものだ。 『漢字の成立ち辞典』

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    hideame 2016/01/05
  • この時期 想うは寺山修司さん - 日日平安part2

    年もよろしくお願い申し上げます。いつも読んでいただき、ありがとうございます。そして、皆様のすばらしい記事をたくさん読ませていただけることに感謝しております。 明けて新春。366日、8784時間のまっさらな1年はすでに始まっている。 明治の文人・斎藤緑雨さんいわく、<12月31日、敵ありて味方なし。1月1日、味方ありて敵なし>。昔、大みそかには掛け売りの集金人が押しかけるが、わずか数時間寝て目覚めれば、めでたい元日にクリアされ、まっさらな1年が始まるとか。 昨秋、『寺山修司からの手紙』という単行が刊行された。寺山修司さんと山田太一さんの若き日の往復書簡である。寺山さんが山田さんに宛てた46通と山田さんからの9通が、山田さんの編集で書籍として公開された。 のちに表現者として大成するふたり。政治や芸術について語り、恋の悩みを打ち明けたりと、切磋琢磨した姿が浮かんでくる。 1954年、早大教育

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    hideame 2016/01/04
  • 人工知能にはビッグデータを - 日日平安part2

    LINEのトーク画面にスタンプを送ると残高照会できるという。 みずほ銀行がこの秋から始めたサービスである。国内金融機関で初の取り組みである。ネット上で店番号や口座番号、パスワードを登録し、LINE上の同行の公式アカウントに専用スタンプを送るだけで、直近の10の入出金明細や残高照会がわかるそうだ。 ツイッターやインスタグラムなどのソーシャルメディアなどで発信される“つぶやき情報”を基に、インターネット上の膨大な情報を瞬時に集め分析して、事件や事故、災害などの発生を知らせるシステムが注目を集めているともいう。 日々発生する事件の捜査に、街なかの監視カメラが重要な役割を担っているのは周知の事実だが、スマートフォンやソーシャルメディアの普及で、ユーザーが見聞きしたことをその場で投稿し、別の人が拡散する。それらがビッグデータとなり、ふるいにかけ、異変を察知するというしくみである。 多くのパトカーや消

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    hideame 2015/12/25
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