たった3倍ズームでも全然違うのが分かるかと思う。ポイントは2点。まずは背景。背景の写る範囲がギュっと狭くなっているのに注目。広角だと背景全体が写っているけど、望遠だと背景の一部しか写ってない。それに背景のボケ方も大きい。 もっと重要なのが「顔の形」。広角側だとなんとなく顔の真ん中が飛び出て丸く写ってるでしょ。これは広角側の特徴で、遠近感が強く出るのだ。比べるとおでこが広く見えたり顔が髪が少し後ろに回ってたりするでしょ。よくポートレートは望遠気味で撮ろうと言われるけど、理由はこんなところにあるのだ。 特に広角だと左右上下の端が極端に写りやすい。だから、4~5人並んで集合写真を撮るときは、顔が歪んで写りやすい端っこじゃなくて、きれいに写る真ん中で写ることにしてる、という人もいるらしいです。賢い。 試しにもっと望遠(6倍くらい)で離れて撮ると写りはこう変わる。 顔の立体感が減ってくるけど、その分