同性同士の結婚に20~50代の8割近くの人が肯定的――。電通は11日、そんな調査結果を発表した。LGBTなど性的少数者への意識を尋ねた調査で、同社は「LGBTへの理解が広がり、法整備など、次の段階への関心が高まっている」と分析する。 調査は昨年10月下旬、インターネットを通じ、全国の20~59歳の6万人を対象に実施。このうち、8・9%が性的少数者の当事者で、前回2015年調査から1・3ポイント上昇した。 6万人から抽出した6229人に「同性婚の合法化」について聞いたところ、「賛成」「どちらかというと賛成」は78・4%に上った。LGBTではない5640人でみると、女性は87・9%で、男性の69・2%より高かった。また、若年層で高く、20代87・3%▽30代81・2%▽40代77・5%▽50代72・5%だった。 また、働くLGBTに対し…