去年の夏HBS(ハーバードビジネススクール)を卒業して、それから今年の春までシリコンバレーのベンチャーで働いていた古賀さんのお話。 生まれたばかりのお子さんを抱え、ビザの切れ目が米国滞在の切れ目、という背水の陣の転職活動を経て、見事転職した、というメールを5月に頂き、是非それをブログに書こうと思って、幾星霜、もう9月じゃん、とあせっている今日この頃。 ちなみに、HBSというのは泣く子も黙るMBAの最高峰であります。スタンフォードだって悪くないけど、一般への知名度と言う点ではハーバードには適わない(はず)。 して、古賀さんは、そんなHBSを卒業したのに、卒業後1年の間に2回も就職活動をするチャレンジに見舞われたわけです。 卒業して最初の職探しでメールを頂いた。いわく 「シリコンバレーのベンチャーで働きたい」 で、冷たい私はあっさりメールで 「いや、それ、まず無理です。いろいろなMBA卒業生に
先日、お声をかけていただいて、SF地区の一橋大学OB会(如水会)の集まりに出席した。途中中断した時期はあるものの、SF支部が最初に設立されたのはなんと1908年という、文字通り100年の歴史を誇っているそうだ。そもそも外国との取引のできる人材を育てるという目的で作られ、今でも「Captains of Industry」がキャッチフレーズというこの大学の面目躍如、ではあるのだが、改めて複雑な気持ちにもなった。 シリコンバレーに引っ越してから10年経つけれど、ここで一橋のOBに会うことはこれまで稀だった。ニューヨークでは、金融・商社などの人がたくさんいたが、私のつきあいの深い、通信・携帯・IT・ウェブ・コンテンツといった業界で、アメリカで仕事をしている人はあまり多くない。例えばJTPAの仲間のように、ここに根を下ろして、グーグルやオラクルやアップルで働いてます、という人には会ったことがなく、ま
■海部美知さんへの共感 海部美知さんのブログ(Tec Mom from Silicon Valley)の2月15日付エントリー(文系日本人の「外向き国際化」の難しさ)文系日本人の「外向き国際化」の難しさ - Tech Mom from Silicon Valley は、個人的にその危機感を大変共感できる内容だ。アメリカに少しの間でもいると(海部さんほど長くいなくても)、国際化というのがどういうことなのか、何が大事で何が問題なのか、しみじみと感じる事がある。 よく言われるように、アメリカ人というのはアメリカ以外の国に関心の薄い人達で、アメリカを出たことがない人が非常に多い。寺島実郎氏によれば、アメリカ人全体のパスポート保有率は、わずか14%、特に内陸部では10%を割り込むという。パラダイス鎖国中の日本でも、パスポート保有率は26%もある。*1 そういう意味でなら、アメリカ人はけして国際人では
■ゆとり世代は理系の学科がきらい なぜ急に“理系離れ”の話題かというと,以下の記事を読んで直感的に関連を感じたからです。 この記事で対象にしているのは,この春から新卒社会人となる“ゆとり教育世代一期生”ですが,我が家の中学生になる息子も,これと全く同じようなことを口にします。 【3】明日は良くならない!? | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉より抜粋 未来を楽観しにくい環境で育った彼らは、自分の成長や将来につながる機会だと感じると貪欲に取り組みます。 一方で「いつか役に立つかもしれない」といったあいまいな事柄に時間を使うことを嫌う傾向があります。 今の自分に必要で、すぐに成果が表れないことには、積極的になりにくいのです。 もともと勉強ができないわけではないのに,全くと言っていいほどやらない。 そのくせ,ゲーム機のソフト改造など,寝る間を惜しんで何時間
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